仕事関係で知り合ったロシア人の友人宅を訪れるまえに、最低限のロシア語会話知識は身に付けておきたいと思い、手にしたのがこの本。
難しい文法は後回しにして、まずはロシア語独特のキリル文字とその発音の習得にのみ集中するという方式は、”初心者”が厚い壁にぶつからずに勉強を進めるには最適ではないかと思われる。
勉強を進めるにしたがって、やや説明が簡略で物足りない感は否めないが、その時は中級の参考書を求めようと割り切れば、入門書としては十分の内容。
実際にサントペテルブルグを訪れて、ロシア語で会話できる日が待ち遠しい。