複数のステージで構成されており、最後にいるボスを倒すとステージクリア。逆に敵弾を受けるとダメージを受け、ライフがなくなるとミスとなる。敵だけでなく、障害物などステージ上のものならほとんどが破壊可能で、基本的に細かい操作は必要なし。敵の正面に突っ込み、銃弾の雨に身をさらしながら、目に触れたものを片っ端から破壊していくという、型破りなプレイスタイルが大きな特徴だ。
豪快な撃ち合いを可能にしているのが、画面上に表示された「シールドゲージ」。このゲージは敵弾を受けると減っていくが、ゲージが残っている状態であれば、攻撃を受けてもダメージがでないようになっている。そのため、敵弾を気にせずに攻撃を仕掛けることが可能なのだ。そのほか、「背面ショット」や「横っ飛びショット」などアクションも多彩。なかでも注目は、背中の棺おけを使ったド派手な必殺技「デモリッション・ショット」。周囲360度を一気に攻撃したり、ミサイルランチャーを発射したりと、数種類の攻撃を使い分けることができる。「シールドゲージ」を利用しながら、これらのアクションを使いこなすことで、豪快な破壊の快感を味わいつつ、繊細な駆け引きも同時に楽しめる。
美しいエフェクトはもちろん、ステージの合間に入るスタイリッシュなデモシーンなど見どころも満載で、アクション好きなら夢中になることうけあい。ひたすら破壊の限りを尽くしたい人、日ごろのストレスを解消したい人に特にオススメできる作品だ。(松崎 豊)