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科学の目、科学のこころ (岩波新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:長谷川真理子/著 出版社名:岩波書店 シリーズ名:岩波新書 新赤版 623 発行年月:1999年07月 関連キーワード:カガク ノ メ カガク ノ ココロ イワナミ シンシヨ シンアカバン 623 かがく の め かがく の こころ いわなみ しんしよ しんあかばん 623、 イワナミ シヨテン イワナミシヨテン 0365 いわなみ しよてん いわなみしよてん 0365、 イワナミ シヨテン イワナミシヨテン 0365 いわなみ しよてん いわなみしよてん 0365 膨大な科学的知識の消化よりも、科学の基本にある考え方や意味についての確かな理解こそ、現代の私たちにとっては大切なことだろう。著者は、根っからの理科系でも文科系でもないと自称する生物学者。クローン羊の誕生、ムシの子育て、イギリスでの見聞など、多彩な話題をおりまぜながら、科学と人間と社会について考えるエッセイ集。 1 生物の不思議をさぐる2 科学・人間・社会
科学とは私たちはどのように付き合うべきかを問いかける本 ★★★★★
 動物の行動と生態の研究を専門とする著者の雑誌『科学』の連載を加筆・修正してまとめた本書、著者の「あとがき」がその内容をもっとうまく表していますので次に引用します。
 「(略)とりたててテーマと呼べるようなものがあるわけでもないが、科学技術のどんどん進んでいくこの時代に、専門の科学者ではない人々が、科学とどのようにつきあうべきか、サイエンティフック・リテラシーと呼ばれるものの基本はどうあるべきかというのが、本書のエッセイを通じての、一つの思考の結び目のような役割を果たしてはいる。(略)」
 『科学』の読者に対する先人を失敗を通しての戒め、人間とそれ以外の動物の行動比較による「人間の行動とは?」という問いかけは、科学と無関係で生きていくことはできない私たちに対するものでもあると思います。
 scientific literacyを含め、未だに問いかけに対する答えが出ていないことに気付かされます。
科学とはなんぞや ★★★★☆
著者は行動生態学を研究する科学者。生物の行動と進化の側面に関心があるようだ。ダーウィンなど科学史にも詳しい。
 本書は、様々な媒体に発表した短文を集めたもの。最初は孔雀やつめ足類など、実際の生物を取り上げ、「科学とはなんぞや」ということを分かりやすく解説してくれる。それから科学と社会の関わりについて。初学者・素人への配慮があり、非常に教育的。
 後半は科学史のエピソード、また自身がケンブリッジに暮らした雑記集となっている。こちらはまとまりがなく、もう少し頑張って欲しいと思った。
 良心的で意識の高い科学者と思う。尊敬できる人だ。
ちょっと中途半端な気が… ★★★☆☆
この本はサイエンス的バックグランドがほとんどない人にとっては明らかに難しいと思う。逆にある程度の知識を持つ人にとってはエッセイ以上のものはほとんどなく、まさに読み物になってしまう気がする。新たな問題を発掘する、刺激に満ちた本とは言えないところが残念である。
やっぱり理系 ★★★★☆
生物学者の書いた科学に関連したオムニバスエッセイ。私は、最近仕事の関係で「文系」の本を読まざるを得なくて読むと違和感を感じてしまう。逆に、この著者は理科系でも文科系でもないというが、この本はれっきとした理系の読み物です。おそらく文系の方が読むと「なんやら難しいことが多い」と感じてしまうのではと思いました。

 理系の方が読めば、なるほどと思えるところが多いと思います。例えば、翻訳本に関して読みにくいのに3つ理由がある(英語自身の誤訳、学術用語の誤訳、日本語のまずさ)とのことで、全く同意見です。