インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

決定版 ベンチャーキャピタリストの実務

価格: ¥3,990
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
Amazon.co.jpで確認
博士論文をベースに ★★★☆☆
著者の大学院の博士論文をもとに記された書。よって、ベンチャーキャピタルの研究を目的とする場合、参考になる点がとても多い。著者も信頼できる。ベンチャーキャピタルについて知識を持っており、より深めたい方にお薦めの一冊。一方、経営者や実務家がベンチャーキャピタルを活用する際の手引書としては内容が難しく、また、若手キャピタリストのテキストとしてもやや重いかもしれない。
VC研究に裏打ちされた実務書 ★★★★★
長く企業のR&Dに関わっておりましたが、最近VC活動に関わりだし、ちょうどファイナンスの勉強を始めたところにこの書に巡り合いました。いろいろと関連の本を読んできましたが、私の求めていたぴったりの本にはじめて巡り合うことができました。

著者は、自らのVCの投資活動では驚異的な高い投資パフォーマンスの実績を挙げている一方、大学院でVCの研究、その成果をまとめて博士号を取得された由。この本は、その学位論文を一般向けの書としただけあって、VC経験を積んだ人にとっては、より高い結果を生むための背景を理解することより、独自のより合理的な投資姿勢を探索するにふさわしい最高の指南書と信じます。

わが国では、著者のようなVCについての研究に裏打ちされたベンチャーキャピタリストの多くの出現を期待します。VC活動は、経済社会の活性化にとって非常に重要な活動であるが故に。

現場の“汗”と“知恵”の結晶・・・ベンチャー経営者もぜひ読むべし! ★★★★★
著者は日本を代表する独立系ベンチャーキャピタリスト。
96年に独立して11年、彼が運用するファンドのIRRは年平均110%を超えるという。
しかし、その高いパフォーマンスはあくまで結果としての数字であり、彼の特筆すべきは、
・自らが出資者を開拓してリスクマネーを調達してファンドを組成し、
・投資先となるベンチャー企業経営者を自らの投資判断で見極めて投資を実行し、
・ベンチャー企業の様々な経営課題の解決に経営者とともに現場で取り組むことによって
目標の実現を目指すことにある。
この3つのプロセスを彼自身が現場で実践してきたからこそ、
ファンドへの出資者、ベンチャー企業経営者、そしてベンチャーキャピタリストの
WinWinの関係を築き上げることができたのである。
まさに、自らの判断と責任で行動するプロフェッショナルなベンチャーキャピタリストであり、
組織に帰属するサラリーマンとしてのキャピタリストやコンサルタントとは根本的に違う。

本書は、彼がベンチャービジネスと関わる日々の現場で積み上げてきた実践をベースに、
早稲田大学の大学院の博士課程で研鑽を深めてまとめ上げた博士論文がもとになっている。
この論文は日本ベンチャー学会の清成忠男賞の第1回受章という輝かしき栄誉も受けたが、
本書は決して難解な学術書ではなく、また実務と遊離した机上の理論書でもない。

彼自身がベンチャービジネスの現場で流してきた“汗”と“知恵”の結晶である。

さらに、彼が実践してきたことに基づくことだけでなく、
日本を代表するキャピタリスト5名の取り組みが「ケーススタディ」として紹介されている。
キャピタリストはともすれば結果としての投資パフォーマンスに注目されがちだが、
それを実現する過程の葛藤やそれをどう乗り越えてきたかをしっかり学びたい。

本書はサクセスストーリーやノウハウ本の類ではなく、
読者自らが考えることを求められる骨太の実務書である。
しっかり読み込んで自分のものにすれば確実に実践できるであろう。

プロフェッショナルを目指すベンチャーキャピタリストやコンサルタントにとって必読だが、
高い志を持って夢の実現を目指すベンチャー企業経営者にもぜひ読んでいただきたい本である。

日本代表の本格テキスト ★★★★★
著者の長谷川さんは、日本を代表する国際級キャピタリストであり、最先端の実務をベースに書かれた本書は、まさに本格派を目指す人々への最高のバイブルとなる。他の超一流キャピタリストからの聞き取りによるケースが含まれているのも長谷川さんならではである。ベンチャーに関わろうとする正統派には必読書だろう。