姫川さんが描く任天堂の人気ゲーム、ゼルダシリーズの『ムジュラの仮面』の漫画版です。
内容はゲーム通りですが、漫画版では主人公のリンクのみならず、各キャラの感情が見れるなどゲームとは違う面白さを楽しめます。
ラストのオリジナルサイドストーリーも結構面白いです(人間キャラがリンクに似ている)。

以前同じ著者が描かれた時のオカリナ編と共通でオリジナル要素が多い。決められたページ数で書き終えなくてはいけないうえ時のオカリナ編に比べて全体の話が少なくなっている。
感想はちょっと消化不良かなと思いました。
しかしながらスタルキッドと巨人達の話しやカーフェイとアンジェの話しなど見所も多いです。
最後の鬼神リンクはカッコイイ＆強いの一言。しかし肝心のラスボスであるムジュラの仮面が対照的にもの凄く弱く見える。
しかしムジュラの仮面の欲望やスタルキッドの心の変化などキャラクター達の感情をダイレクトに感じます。
やはりファングッズとして持っておきたい品だと思います。

ゼル伝ということで、「読んでみようかな」と買いました。
読んでみるとなかなかおもしろいです。ゲームの話を忠実に再現し、
そのなかにオリジナルな部分があります。ゼル伝を知らない人でも
楽しめると思います!!

ゼルダの伝説シリーズは気にしてはいるのですが、なぜかソフトはいつも買いません。
楽譜本も、サントラも買ったりしているのですが。
そして今回もコミックを買ってしまいました。
絵もイメージ通りで違和感がありませんし、ストーリー展開も、あまりに正統派ではありますが、今の時代、こういうタイプが返って珍しく、新鮮に感じました。