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The Overspent American: Why We Want What We Don't Need

価格: ¥1,101
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Harper Paperbacks
Amazon.co.jpで確認
日本も同じ ★★★★★
隣の家がテレビを買ったから家も。
こんな感じで日本も高度成長期を過ごして今に至っている。
集団主義思考の日本人ならさらに強いのでは。

ところで高級品について。
町を歩けばブランド品のバッグを持ち歩く女子高生。
本来は社会的地位を考えても所有すべきではない階層なのですが、日本は「総中流」ですから。
いやメディアを通して物質的に「総セレブ」に踊らされているのかもしれない。
冷静に考えて何十万もするバッグが人生に必要か?
テレビに出ているセレブが持っているって、あなたそんなに収入もあるわけじゃないし社会的地位が高いわけじゃないでしょ。
セレブの社会的集団が、準拠したい、または本来準拠すべき集団だからそこに参加するために買うってか?
バッグ買ったくらいでセレブになれないよ。

人間は死ぬまで金を使います。
消費ということを考えるのにも読んでみる価値はありますよ。
かなりの良書 ★★★★★
日本でもなじみ深い「ナイキ」や「BMW」などのブランド名や商品名が随所に出て来て、飽きずに読むことが出来る。
アメリカの話ではあるが、日本の話として読むことも出来る。「あなたらしさ」を作るためにあらゆる商品が用意され、広告され、それを借金してまでも手に入れようとする人々。かたやそのような世間に背を向けて、生活レベルを落としても自分の時間を確保する「ダウンシフター」と呼ばれる人々。
私も人間として幸福を追求してやまないですが、金や物に安易に頼るのは結局間に合わせの幸福でしかない、と強く思いました。私たちが欲しいものなんて、ここ100年ぐらいになって出て来たものでしかないんだし。
私達はなぜ要らないものまで欲しがるのか ★★★★★
 私たちは、現代の消費社会というものを何か自然な状態のように思っている。しかし本書が指摘するように、消費社会は歴史を通して創られてきたものだ。本書は、1920年代のアメリカにはじまる消費社会の歴史を振り返り、アメリカ人がどのように、商品を見て、欲しくなり、買うという行動を繰り返すよう動機付けられてきたかを論じていく。

 第二次大戦後の20年ほどは、中流階級がお隣さんと張り合って競争的消費をした。しかし、最近は近所の人々はもはや比較対象ではないという。自分の数倍もの高所得を得る人々を準拠集団、すなわち社会的序列の中で自分が所属する、あるいは所属すべき集団として選んでいる。その結果、高水準消費がアメリカの国民的文化になってしまい、ある車種の車を運転し、特定のデザインのブランドものを着て、一定の様式の家に住み、よいワインを注文することが必須になっているのだという。そのため現在のアメリカでは、高水準化する消費への圧力と、そのための長時間労働によって、数え切れない疲れきった人々が生み出され、ついには労働と消費の堂々巡りに本当の価値はないと結論づける人々も現れはじめているそうだ。著者が「ダウンシフター」と呼ぶ彼らは自発的に生活水準を落とし、労働時間を減らすことに価値を見出しているという。

 本書は、私達がなぜ要らないものまで欲しがるのかをわかりやすく論じることで、消費社会という蟻地獄から抜け出すよいヒントになっていると思う。
中学生でも読める本 ★★★★★
 この本の良さはなんといっても分かりやすい文章であること。その上私のような若い人でも親しめるような「ビバリーヒルズ」「er」とかも出てきて楽しい。化粧品の質と値段の関係もグラフになっていて、参考になる章もある。「隣りの億万長者」になれないアメリカ人の実態が書かれていて、そこからどうやって抜け出していくかも書かれていて、大変親切な本。
米国の消費者行動を冷静に分析 ★★★★★
過剰ともいえる米国の消費者動向を、具体的な調査結果に基づき冷静に分析しており、メーカー・流通業の広告・宣伝に躍らされ、必要以上に消費に金を注ぎ込む米国消費者に対して警告を鳴らしている。日本の消費者動向にも通じるところが多く、説得力のある本。翻訳版としての完成度も高く、日本の読者に対して適切な解説が加えてある。また、参考文献の表記も豊富で、興味の持った論点については読者が詳しく掘り下げることが可能となっている。英語原本もペーパーバックで安く購入できるため、一読をお勧めします。