1984年のイングランド北東部の炭鉱町。母親を亡くしたばかりの11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父の命令でボクシングを習っていたが、その練習場の隣でバレエ教室が開かれたことから、たちまちクラシックバレエに魅せられてしまう。バレエ・ダンサーに憧れる少年の成長を描き、日本でも今年ロングラン・ヒットとなった微笑ましいヒューマン感動作。
オーディションで選ばれた主演のジェイミー・ベルの可愛らしさと美しいダンスの数々は、世界中で評判となった。クラシックバレエを題材にしながらも古典的ではなく、あくまで現代的感性で描き切ったことも成功の一因だろう。監督はロイヤル・コート・シアターの芸術監督出身で、これが映画長編デビューとなったスティーヴン・ダルドリー。(的田也寸志)
白木しらたま
★★★★★
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。(解説より)
越後屋古書店
★★★★★
ダンサーになりたい少年。男らしさに拘る父と兄に阻まれ、それでも、踊りたい思いが胸に溢れる。途中、狂ったように踏むタップが、すばらしく上手だが苦しげで、辛そうで、胸に迫ってくるものがある。
ウシロスガタ+
★★★☆☆
【DVD】見たこと無いんですよ。実は。凄くかわいいとは聞いたことがあるのですが。そのうち購入します。
わんさか本屋
★★★★★
感情の爆発する見せ場のダンスシーンには熱くさせられます。若いジーン・ケリーと作中で言われていますが、納得です。
いち屋
★★★★★
作品の雰囲気がすっごくキュートでクール。少年時代の甘酸っぱさが出てる感じ。そんでお父さんがすごくイイ!私は映画館でぼろぼろ泣きました。見終わったらホ~っと暖かい気持ちになっちゃうんですな~。
国家資格試験を一年で合格する
★★★★☆
自分の夢に向かって突き進む時、必ず回りから批判やひやかしがついてまわる。親だったり、友人だったりと。しかし本当に自分がやりたいと願うならどんな逆境も克服できる。この映画の主人公である少年から力をもらえます。映画の最後に少年が夢をかなえた場面は鳥肌ものです。