男性寄りの意見すぎる
★☆☆☆☆
リアルで面白いのですが、原作者、漫画家、編集者が男性な上に掲載誌も男性誌のせいか、すごく偏ってると思いました。
女性が読んで腹立つ部分も多いと思います。
私はイラつきました。
レイプして殺害した犯人2人を美しい友情物語に仕立てたり、被害者のことを考えなさすぎです。
他にも痴漢シーンとか、女バカにするのもいい加減にしろよって思いました。
過剰なシーンも多いし。
その部分以外は楽しめました。
一見の価値あり!
★★★★☆
裁判って面白い!!
いや、人間って面白い!!
これが素直な読後の感想。
そして又、心のどこかに「人の生死にかかわる裁判」というものを面白いと思う自分に後ろめたさを感じてしまった。
裁判員制度がスタートし実際に自分が裁く側に立ったとき・・・
「面白い」という感情は吹っ飛び、事件に対する怒りや悲しみ
そして自分自身の「正義」に不安を感じずにはいられないだろう。
作者は「面白さ」をエグりだすことで読者に問いかけているような気がする
アナタは人を裁けますか?
・・・と。
知らない世界
★★★☆☆
日常生活を退屈に感じていた主人公北尾太郎は、
ひょんなことから裁判を傍聴することになる。
被告人との近さ、裁判官の人間味、様々なものに触れ、
裁判に「リアル」を見出した北尾は傍聴にはまってしまう。
どれも実話だそうです。
人が人を裁く難しさ。
問題点。
そしてこれから導入される裁判員制度。
なんだか恐ろしくなります。
でも、もう本当に間近に迫っています。
裁判というものを身近に感じ考えるきっかけになるんじゃないでしょうか?
面白かった。
★★★★★
裏表紙とかオマケ文章とかが充実していて得した。
中身も、難しそうなテーマをわかりやすく描いていて得した。
一話が長い回の場合は、単行本のほうが読みやすい。
今ならアリかも
★★★☆☆
お、北尾氏の本が漫画化された、と思って購入してみたが、うーむ、やはりこのような形にしてしまうと、不謹慎さが爆発しているな。やっぱり裁判を傍聴するという行為自体、不謹慎だよな、と普通は思う。もちろん、作者も編集者も原作者それはわかっていることだし、実際帯には『不謹慎でゴメンナサイ!』という北尾氏の言葉を載せているので、確信犯的に企画されたものなのは読み手としても十分わかってはいる。じゃあ、何で敢えて確信犯的にこういうマンガが企画されたのか?おそらく、今このマンガを肯定できるものは、間近に迫っている裁判員制度であろう。人の不幸を覗き見するかのような不謹慎さ、後ろめたさがあった裁判傍聴であるが、そんなことは言ってられない。もうすぐ我々国民は好むと好まざるにかかわらず、殺人などの刑事事件に対する裁判に参加させられる可能性があるのである。殺人犯を裁く側にならないといけない。せめて、傍聴くらいしておいた方がまだ心の準備というものができるのではないだろうか。そういう意味、タイミングで、このマンガは企画され、その存在を肯定されたのだと思う。