ルイジアナ州マンデヴィルの小さな町で結成されたバンドは、(ところどころ新鮮味には欠けるが)ドラッグを飲んだあとのティーンエイジャーの自己不信とロマンチックな悩みを歌ったトラックを生みだしている(「電話のわきで辛抱強く待っている。君からかかってくることを願って」)。けれども、そうしたトラックは、とりわけボーカルのポール・マコイがハイトーンで叫び、エリック・ウィーバーのしなやかなギターが忘れがたいメロディーと激しいソロを生みだすとき、誠実かつ切実に響く。
鋭くスピーディーなロックナンバー「Eric's Song」と情熱的な「Soulfire」、それに「My Life」の迫力あるドラムと興奮は本作のハイライトとなっている。(Katherine Turman, Amazon.com)