Veni Vidi Vicious
価格: ¥2,497
年々質が落ちてきているように感じられるアメリカのパンクロック。かつてはここでストゥジーズやMC5が生まれことを、このスウェーデンバンドが思い出させてくれる。このアルバムが生まれたのは、パンクミュージックが発生地デトロイトがあったおかげ。数十年遅れてきたとはいえ、パンクの熱気と激しさを完璧にとらえている。 資本主義に対する激しい不満をぶちまける「Die, All Right」は、Pelle Almqvistの鼻にかかったどなり声が耳につきささる。同様にロックしまくりの「Hate to Say I Told You So」では ダサいパンク演奏で、「オレが好きなことをすれば病気が広がる。駄目って言われることは全部やりたくなるのさ」。全曲30分をきるアルバムは完璧な長さ。睡眠剤とカフェイン、デシベルとデリシャスが兼ね合ったロック。