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ラ・ベラ・マフィア

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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   リル・キムのソロ3作目が届けられた今こそ、この疑問を投げかけてみたい――このセクシーなブルックリン女性は、まっとうなMCなのか、メディアを意識した新手のおさわがせ人でしかないのか?おそらく、どちらも少しずつ当たっている。『La Bella Mafia』は痛快なほど非商業的なアルバムで、キムが苦心惨たんのすえ身につけたマイク・スキルを見せつけるが、もうひとつ突き抜けたところがない。キムは強烈な音楽上のパートナーを歓迎するタイプだと思うのだが、このアルバム中のコラボレーション作はピンとこないのだ。「This Is Who I Am」に参加しているスウィズ・バズなど最低最悪(ラッパーとしてもプロデューサーとしても)で、キムも紋切り型のライムで彼のリードにひたすらついていくだけ。「The Jump Off」はバングラの影響を受けたホットなアーティスト、ティンバランドをフィーチャーしたトラックだが、ゲスト・スターのミスター・チークスが飛び込んでくると失速してしまう。しかし、コラボレーションがうまくいっているときの『La Bella Mafia』は輝いている。「Hold It Now」を聴いてみてほしい。ハヴォックがファンキーそのものなビースティ・ボーイズの「Paul Revere」をうまくサンプリングして曲を徐々にヒート・アップさせていき、キムは女王バチというあだ名に恥じないパフォーマンスでそれにこたえるのだ。(Rebecca Levine, Amazon.com)