【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:林完次/写真・文 出版社名:角川書店 発売所名:角川グループパブリッシング(発売) 発行年月:1999年12月 関連キーワード:ソラ ノ ナマエ チユウ ノ ナマエ そら の なまえ ちゆう の なまえ、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946 夜空は、神話と伝説に満ちた煌きの地。天と地と、その間の宙に浮かぶ星月は神様が人類にくれた、かけがえのない贈り物。ひとたび星が囁けば、あなただけの物語が始まる-夜空の物語を綴った天体図鑑。宵闇に包まれ、静かに星が瞬き出す日の沈んだあとに訪れる、夜の世界250点余の写真とともに星物語を綴った本のプラネタリウム。 1 月ノ章2 夜ノ章3 天ノ章4 春ノ星ノ章5 夏ノ星ノ章6 秋ノ星ノ章7 冬ノ星ノ章
宙を旅しているような
★★★★★
やや関連がありますで始めにレビューアー自身の事を述べます。この本を手に取った時、私の心身はすっかり疲れ果てて“鬱病”になっていました。鬱病と診断され自宅療養を始めて既に四ヶ月となる身です。まだ心身共の回復が不十分であり日常生活がやっとの状態で、少しでも外出をするとすぐに疲れてしまう身でこんな時こそ“自然”を感じたいと思いこのシリーズを手に取りました。まだ文章の方は疲れてしまうので読めない状態なのですが、本の中にある沢山の様々な場所でのありのままの宙と言う自然が詰まった写真をパラパラと拝見するだけで“まるで星空の中を旅しているような感覚”て“ささややかな生と感動”に襲われました。今まで如何に社会や忙しさに振り回されがむしゃらに生きながらああ何と大切なものを忘れていたのだろう、身近にある自然や季節の変化を気にも止めないで生きてきたのは何時からだったのだろうと私の中に何か衝撃に似たものがふつふつと生まれだしました。鬱病におかされた身では本当にどんな些細な感動でも本当に有難いのです。写真について専門的な意見を述べる事は出来ませんが、この本に出逢えた事に“ありがとう”と伝えたいです(*^^*)
星に淫して
★★★★★
夜空の物語。
僕ら人間は 基本的には昼行性の動物なのだと思う。それだけに 夜の持つ神秘性に 激しく惹かれる事も確かだ。「昼の顔と夜の顔」という わりと陳腐な言葉もあるが それは正しいのだと思う。自分で自分の心を覗き込むと 例えば「早朝での気分」と「深夜での気分」は全く違うことに驚く。本当は「早朝」と「深夜」の間には わずかな数時間の違いしかないのだが 全く違う自分が そこに居る。
本書は そんな夜を彩る星達の物語だ。
本書を見ていると 人間は太古から 星をみつめていたことが実に良く分かる。勿論 天文的な実用性もあったのだろうが それだけでは説明が付かない熱意を感じる。大体 星座というような 素敵な物語を作り上げたということは 紛れも無く人間の天才なのだと思う。
星が綺麗な夜空を憧れる気持ちは僕らには強い。それだけを理由にして 田舎に引っ越す人もいくらでもいるではないか。かように「夜」に拘る気持ちとは何か。人間は昔は夜行性動物だったのだろうか?
星空の伝言。
★★★★★
これも「ソラ」の名前です。
(空の名前もあります)
知識がなくても楽しめる天体図鑑。
どこからでも読むことが出来る本ですが、
筆者の考えた並びにそって読みました。
買う時にぱらぱら捲って、
あのきれいな写真は
いつ再会出来るのかしら?
と思いながら読みました。
写真がきれいで感動的。
本を見て想いを膨らませて、
望遠鏡で星空を楽しんでいます。
不思議な本。
★★★★☆
なんというか、さして変則性のある本ではないのですが不思議な気分にさせてくれる本です。辞書のような並びで程よい大きさの写真に解説が付くというシンプルな内容です。ただ日本人というのは本当に言葉遊びが好きで情緒豊かなんだなと思わせてくれます。日常で使われることがないということが惜しまれます。日常こんな言葉を使っていた昔の人というのは本当におしゃれで、自分を含めた現代人のほうがなんとなく下品言葉使いをしているような気がするのは、気のせいでしょうか・・・。
古代の人々の心に触れられる
★★★★★
かなり本格的に星空を見ている私でもかなり楽しめる内容です。
古来の呼び名やそれにまつわる話などを情緒的に書かれていて、現代の殺伐とした社会から、脱却できる時間を与えてくれる本です。