サラッとした絵柄が好きな私からは、この濃いめな絵柄は新境地でした。
しかしどのページを見ても美麗の一言。
濃さにはすぐ慣れましたし、表情から動き、背景など細かい描写の全てにただただ見惚れてしまうようになりました。

内容は主人公が弟への想いを自覚するのが少し急すぎた気もしますが、今後の展開が楽しみで本誌を買う程になりました。

主人公の友介や義弟の敦士も敦士のライバルである伊東さんも文句なしの美人さで堪りませんが、個人的には友介のバイト先のカフェオーナーがカッコイイし優しいし素敵で気になっています。
今のところノーマルそう?ですが、今後友介にアプローチしてくれたら…なんて密かに楽しみにしています。

絵柄が気になる方も買ってみて損はありません。オススメです。

かっこいい弟と美形でモデルの兄。
血は繋がっていなくて、弟は兄がずっと好きで、兄も次第に弟を意識し始める。

円屋作品としては絵も綺麗ですし、兄弟ともに美形だしで、紙面上の眼の保養としては文句ありませんが、内容としてはいたって普通。
弟がずっと兄を想っていたのはわかるのですが、自分でノーマルだと言っている兄が突然弟を意識しだすのが少しクサい・・・少しご都合主義にもとれます。
バスケの才能がある弟に少しだけ劣等感を抱いていた兄が、せめて良い兄でありたかったと無意識に抱いていた気持ちに気付くのはいいとして、それと恋愛感情が混同していて読んでいる中で展開についていけない部分もありました。

まあまだ一巻でこれから二人の間にはいろんないばらが待っていると思うので、この段階で全体的判断はしづらいのですが、この第一巻だけでいえばいたって普通、３つ星。

受攻どちらも男らしくかっこいいです。兄の友介はモデルでキレイ系、弟の敦士はバスケ選手でワイルド系です。
友介は敦士にコンプレックスを抱きつつも敦士の恋愛歴に嫉妬してしまったり、敦士は友介に釣り合うため大人っぽく振る舞ってみるものの年下としての焦りが見えて2人ともかわいいです。
これからの展開がとても楽しみです。

掲載誌『Chara』で途中の一話分だけ読んだことがあって、そのときから前後が気になって気になって、単行本が出たら絶対に買おう！とずっと意気込んでいました。
絵の上手なことで定評のある作家さんですが、ますますその絵の美しさに磨きがかかっています。モデルの友介の美しいこと！綺麗で色っぽくて、華やかだけどまじめそうで…大好きなタイプです。
友介のことを大好きな、弟の敦士や、スタイリストさん、カフェのオーナーなど、美形ぞろいで絵だけでも満足です。伊東さん（スタイリストさん）がいい味出しています。
個人的には、実の兄弟のものはあまり好きではないのですが、これは義理の兄弟だと最初からわかっているので、安心して（？）読めます。それから、こうして通して読んでみると、敦士が友介のことを大好きだというオーラは、最初からバンバン出ていたのですね！ワイルドで不遜な態度の敦士ですが、６歳年上の友介のことが大好きで大好きで、一生懸命頑張っているところがますます可愛いです。
傍目（というか、読者目）には、両思いだということがわかりまくりなのに、当人同士だけがわかっていなくて悶々とするのは、読んでいてわくわくするしキュンとするし、でも危なげないので私は好きな形です。１巻を読んで大満足でした。早く２巻も読みたいです！