1979年の2枚目のアルバム『デューティ・ナウ・フォー・ザ・フューチャー』と1981年の4作目『ニュー・トラディショナリスト』をカップリングし た2in1お買得CD。鮮烈なデビュー作に続くセカンドはキーボードの比重が増し、一般音楽ファンが持つ“テクノ”のイメージに接近した音楽性を楽しめる。前作の「サティスファクション」に続いて、ジョニー・リヴァースの「秘密諜報員」をカヴァーしているのもおもしろい。『ニュー・トラディショナリスト』ではエレクトリック・パーカッションをフィーチュアするなど、当時としては斬新（ざんしん）な音作りが話題を呼んだ。（山崎智之）