この外伝では、元となる『幻想水滸伝Ⅱ』では語られなかった部分や、仲間たちのエピソードをアドベンチャーという形で表現している。本タイトルでは前作のラストで故郷クリスタルバレーに戻る決心をしたナッシュのその後と、旅立っていった108星たちのその後の姿も描かれている。
もちろん前作をプレイしていなくても十分楽しめるが、『幻想水滸伝Ⅲ』へ続く伏線も張られており、同シリーズのファンには見逃せない内容だ。ナッシュを中心に展開する『幻想水滸伝Ⅱ』の世界は、この作品にて完結することになる。(林田信浩)