固い友情で結ばれた4人の男女と1匹の犬でおなじみの“ミステリー社”。ミステリアスな事件を次々と解明し、人気となった彼らの前に最強の敵が出現。それはモンスター製造マシーンを使って無数のモンスターを出現させる謎の仮面の男だった！
   日本では『弱虫クルッパー』の名で放送されていたアニメの実写化。そのアニメのノリを大事に映画化しているため、役者陣の演技はかなりオーバーアクト。愛犬スクービーもいかにもCGで作られたアニメキャラって感じ。だがそれも含め、全編をマンガ感覚だと思っていて観れば楽しめる作りだ。実際、前作よりもテンポもよいし、見やすくなっている。ユニークなモンスターがたくさん登場するのも見逃せないし、子どもならばワーワーキャーキャーと叫びながら見るに違いない。（横森 文）