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さらば、悲しみの性―高校生の性を考える (集英社文庫)

価格: ¥473
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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若者たちよ!この本を読んで、性に関する考えを今すぐ改めろ!! ★★★★★
 現代の日本では、若い人を中心に「愛し合っていればセックスしても良い」という考えが主流となっている。だが、果たしてこれは正しいのだろうか?

 正直に言うと、私はこの考えは、100%間違っていると思う。その理由は、望まない妊娠や性感染症などが、恐るべき事態を招くからである。実際にこの本では、人工妊娠中絶や性感染症などの、性に関する重大な事例がはっきりと描写されているが、これらの「悲しみの性」を実際に見ると、私は次に挙げるような、セックスに関する4原則を徹底的に叩き込むしか無いのかと、つくづく感じてしまう。

 (1)性感染症の対策が万全であること
 (2)子供を作ることが主目的であること
 (3)そのカップルが経済的に安定していること
 (4)そのカップルが法的に認められている、若しくは認められることが確実であること
 
 なお、私は男性であるが、特に男性の場合は、女性よりもこの本をしっかり読んで、正しい性に関する考えを徹底的に叩き込むべきだと思う。それは、この本の文章を借りれば、(2)から(4)の結果は、「女性が一方的に背負い込む」からである。だから、男性は絶対に、軽い気持ちで性関係を持ってはならないと思う。

 もちろん、著者の河野さんは男性だけでなく、女性にも正しい性に関する考えを徹底的に叩き込むことが必要であると訴えているが、いずれにしろ、性に関する問題を無くすためには、まず私たち若者がこの本を読んで、性の考えの荒廃がいかに重大な悲劇を招くのかを、はっきりと頭の中に叩き込むべきである。そして、著者からの「自分の体を大切に!」というメッセージを、強く頭の中に刻み込むべきである。
 そしてその上で、上記のセックスに関する4原則の遵守を徹底させない限り、この本で描写されているような悲劇が100%繰り返されると断言出来るのではないだろうか。
宣伝に騙されるな ★☆☆☆☆
悪書
宣伝にだまされた 

説教本

読む必要なし感動したなんて
本を読んだことの無い人の感想  

読書家は良い悪いの区別がつく
中学生の頃、読みました ★★★★★
中学3年位だったと思います。自宅の本棚にこの本があり、なんとなく読みました。
現在は30代です。
とても勉強になる、衝撃的な本でした。
私は親からはほとんど性教育を受けたとこもなく、学校の性教育は恥ずかしくて友達とおしゃべりして全く聞いていませんでした。
でもこの本は知識のなかった私に、自分の性について考えるのに十分な情報を与えてくれました。おかげさまで、自分の性を大事にでき、とても幸せな恋愛をし、とても幸せな結婚ができました。

自分の子供が恋をする年齢になったら、是非読ませたい本です。
学生の必読書では? ★★★★★
高校生の頃買って読みました(男だったのでかなり恥ずかしかった…)。
「性」に関してはややタブー視される風潮がありますが、私は小さい頃からしっかりとした性教育が必要だと思います。
逆に変に隠すから興味本位で悪質で誤った性知識を取り入れてしまうのではないかと。特にセックスは誰にとっても非常に重要なことです。
「性」の正しい知識と認識を確立するためにも、この本はお薦めです。
正しい情報を教えるのは、親の義務です ★★★★★
 お子さんが、異性に興味を持ち出したり、おしゃれに気を遣うようになったら、是非読ませて下さい。高校生の性とありますが、今では、高校生では遅すぎる子も多いです。性について教えるタイミングを見つけ、正しい情報を教えるのは、親の義務です。

【付き合う=セックス】と考えている子が多く、間違った情報が反乱している中、あまりにも無知でセックスしてしまう子が多すぎます。
この本の中で、性の関係は男女平等ではなく、大原則は、「女性は、自分のからだを! 男性は、女性のからだを!」なのに、現実は、「男性は自分のからだ(欲望)を! 女性は男性のからだ(欲望)を!」という逆立ちした考えがまかり通っている。とあります。まさにその通りだと思います。 著者はしきりに、女の子にもっと賢くなるようにと訴えていますが、親がきちんと話をして、正しい情報を与えなければ賢くなれません。

この本は、女の子だけでなく、ぜひ、男の子にも読ませていただきたいです。童貞であることが、恥のように感じている子も多いと思いますが、本当に優しいから、童貞なんだ!と胸を張っていえる男の子が増えていって欲しいです。