ただひたすらに。
★★★★★
「夜明け」と呼ばれる街――、抗争を続けるサルトグループボス・ラーティと、彼の強さに惹かれ側に居る事を決めた界。
四天王になってから、ラーティにあまり触れられなくなっていたある日、部屋の前に彼の姿が。喜ぶ界だったが、それは試練の始まりだった――。
第3巻。
巻を増す毎に、ラーティへの想いが強くなる界ですが…。今回はホントに切なかったです!
どんなに報われなくても、裏切られようともけして恨んだりせず、ただひたすらにラーティの為に尽くす。…愛しすぎます!可愛すぎる!
こんなに健気にラーティを想ってるのに当の本人は言葉が足りないような…(-_-;。
前半では懐かしの顔が。その部下のダニエルはちょっと残念なキャラでした(笑)。
後半はラーティの昔の男が二年ぶりに帰ってくる話。いい所で終わってます!
全体的に心も体もボロボロな界。どうにか幸せになって欲しいですが…。次巻が山場らしいので、期待したいですね。そして、いい加減ラーティのマリアに対する正直な気持ちを知りたい…。