この作品の凄いところは言葉で笑わせられるところだと思います。
いつの間にか頭から離れないセリフが沢山あります。

例えて言うとあだち充さんのような…(ちょっと違うかも知れませんが。)

「そんな自分を探す旅に出るんだろ?」「そんな私はどこにもいない」

「肉じゃががもう肉じゃがが!」「温めたら?『肉じゃがが』」

ここでは、熊田先生がみなみけに家庭訪問に来ます。
相変わらずの腹黒で笑えます。
他には、ナツキの肉じゃががはなかなかきました。

背景がどんどんなくなってきていると言っていますが、みなみけは短編漫画です。逆に懲りすぎると読みにくくなります、面白くなくなってきているといのも、ネタが尽きるのは当然だと思います。ですが、その中でもさらに日常を描き続けられるのはなかなかできるものではありません。これは個人的ですが僕は逆に背景がないほうが好きです。このレビューで皆さんの飽きが少しは変わればいいと思っています．．

以前までの巻と同様、独特の台詞回しや掛け合いで桜場コハルのみなみけワールドを楽しむことが出来ます。買って損はないです。ただ一点だけ気になるところとして、ハルカのキャラが巻を追うごとに段々薄くなってきている気がします。出番の少なさもそうですが・・・。一応主人公の一人と言うことなので、何とか工夫してほしいところです。

　去年にDVDをレンタルしこの作品の存在を知りましたが一発でハマリ、
全巻そろえてしまいました。「淡々な日常」という言葉が当てはまりま
すが、主人公の南家の姉妹達とその周りの人達の掛け合いが笑えます。
それだけではなく家族の絆としての暖かい話もあり、何度読んでも全く
飽きませんね。
　この巻のオススメの話は
　1藤岡の「おれも」
　2千秋の天使と悪魔
　3夏奈の風邪
等…
読めば一発でハマってしまうと思います。
これはお勧めしたい作品ですね。