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歌姫 (ゼロコミックス)

価格: ¥660
カテゴリ: コミック
ブランド: リブレ出版
Amazon.co.jpで確認
哲学的なオトナの童話、とでもいうべきか? ★★★★★
絵がきれいです。眺めているだけでも楽しい。

表題作の「歌姫」では『こうあるべき』という考え方、つまり『絶対的なもの』にどう抗うかという問題を示唆していると思います。

「歌姫は女である」「国王は男である」というこの世界における絶対的な価値観に対し、主人公や女の国王は反発する存在として生を受けた。
その運命に対し「なぜ?」「どうして?」を投げかけていく姿が、絶対的価値観を破壊した後に生まれる創造を期待させる、いいお話でした。
ハッピーエンドに終わるしね。

また「ダリカ」は、深かった。
時間軸、アイデンティティの存在意義、正義感、世間との軋轢、……それから、自分を貫くということをどうとらえるかという問題が含まれているのではないでしょうか?

マンガは娯楽だけではなく、何かを示唆、教授するものであってもいいと私は思っています。
深読みしすぎかもしれないけれど、とても面白かったです。
絵だけは買い ★★★☆☆
古本屋で購入しました。
絵はすごく綺麗で上手いです。とても好みの絵なので、
絵に星3つつけさせていただきました。
でも本当にそれだけです。設定や物語の流れはいいのに
それを作者がまったく表現しきれておらず、
肝心な場面がなぜか描かれていなかったりするので、印象がものすごく薄い。
絵が上手なだけに残念です。漫画の描き方が単調というか…
評価が高いので不思議に思いましたが
何人かの方がおっしゃるように面白い漫画ではないと思います。

超個人的趣味ですが ★★★★★
万人受けはしないだろうし、他の方の指摘通り、ストーリー的に甘い所は思う。
ただ、漫画という表現方法の中で演出や世界観がとても綺麗に描かれているとも思う。
個人的にはとても好き。
イマイチ ★★☆☆☆
感動もしなかった
どこにでもあるような絵
内容が薄い
新品買わなくて良かった
運命は変えられる 〜異端の歌姫の物語〜 ★★★★★
その身を国に捧げ、国のために歌い続ける「歌姫」と呼ばれる女性達がいた。
類まれなる美声とどんなに歌っても衰えない声帯を持ち、彼女達が歌い続ける限り国は安泰だと言われてきた。
「歌姫」は女性。「国王」は男性。この理は絶対のはずだったが、ある時、生まれるはずのない男の歌姫と王女が誕生して…。
異例の女国王となったラーは、自分と同じ禁忌の子である男の歌姫・カインに会いに行く。
果たして彼等は因習に捕らわれた世界を変える事が出来るのか?
物語はカインとラーの出会いから、カインと家族の悲しい過去へと移っていく―。

あきさんは、最近注目している漫画家さん。『クロフネZERO』(リブレ出版)や他誌でも活躍中です。
この『歌姫』は少し前の作品なので荒削りな部分もありますが、なかなか読ませるストーリーです。
絵も『オリンポス』ほど華麗ではなくシンプルですが、今とそんなに変わってません。可愛い絵です♪
『歌姫』の世界は、不条理な世界。とにかく、読めば読むほど言い様のない感情がこみ上げてきます。
カイン達「歌姫」一族に課せられた理不尽な役目。村人達に利用され、村から出る事も許されず人権などない生活。
忌まわしい因習に縛られ翻弄される彼等が悲し過ぎます。特にカインの双子の姉・マリアが痛すぎる…。
母親の思惑で、子供の頃から自分が「歌姫」だと信じてきたマリア。「歌姫」として村人から(形だけは)大事にされてきたマリア。
そんな自分が本当は「歌姫」ではないと知った時…。命を削って歌い続ける彼女がすごく切ないです。
一方、村を出たカインは他村の歌姫・エマに出会い、真の「歌姫」が自分である事を知るのですが…。
やはり、この物語ではカインが一番好きですね♪ 美形でオレ様。トーマスには強いけど、エマの前ではちょっとヘタレ(笑)
CDドラマ化されるそうですが、カイン役の声優さんがどう演じるのか興味があります。
何だかすごく暗い物語みたいに思われそうですが、そんな事はありません。カインの生き様も孤独に見えるけど理解者はちゃんといます。
運命は変えられる―。そんなラストに少しだけ勇気を貰いました。すべての登場人物達に“幸あれ”と言いたい。
是非、いつか続編を描いてほしいですね。またカイン達に会いたいです。