今作では、2003年7月1日現在の全12球団の登録選手500名以上のデータが反映されている。また前作にはなかった新打撃システムやスタミナゲージほか、遊びやすさやデータ表示の工夫を追究。グラフィックもより本物の選手に近づき、個性的なしぐさまで再現していたり、試合中のリプレイシーンがまるで野球中継さながらの迫力だったりと見どころは満載だ。実況は日本テレビの平川アナウンサー、ベンチレポートは蛯原アナウンサーが担当。解説には堀内恒夫と掛布雅之を採用、試合の展開に応じて臨場感あるコメントをしてくれるのがうれしい。
同じコナミの『実況パワフルプロ野球 10』のサクセスモードで作成した選手や、前作の『THE BASEBALL2003 バトルボールパーク宣言』で作成したエンペラー選手のデータもメモリーカードから読み込むことが出来る。同シリーズを続けてプレイする人にはうれしい機能である。(岡田幸司)