ドラえもんファンだけでなく、全ての人に読んで欲しい名言集
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落ち込んだとき、元気がないときに読むと、どこか心がほっとする名言集です。
名言集というと、「過去の偉人のお言葉」が載っているイメージがありますが、
この本は、そのようなことはなく、心温まる言葉をドラえもんやのび太が言っている
シーンが掲載されているだけなので、肩肘張ることなく読み進めていくことが出来ます。
ドラえもんファンだけでなく、ドラえもんを知っているすべての方にお勧めできる本です。
忘れかけた事を思い出させてくれる1冊
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子供から大人へ成長するときに、とても大切なメッセージをドラえもんが残してくれていた事に気づかされた1冊。
私達は子供のころに、のび太といっしょに大きくなったんだね。
大人になってから、自分を本気で叱ってくれる人が少なくなった。
時にはのび太になる自分を、ドラえもんが叱ってくれるのです。
そして忘れかけていた小さな優しさと、大きな感動。
こんな気持ちに久しぶりになれてありがとう、ドラえもん。
そして不二子先生の大きな温かい子供達への深い愛情にとても胸が打たれました。
大人になったからこそ気づいた、先生の温かい真心。
ドラえもんは22世紀へ残したい、20世紀からの贈り物です。
心に染みた…
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『ドラえもんってこんなに感動する言葉が使われてたっけ!?』
率直な感想です。
今やサラリーマンの僕にとって、ドラえもんやのび太達の台詞が物凄く心に響きます。
子供の頃に読んでた当時は全く気にならなかった台詞が、大人になると捉え方感じ方がこれほど異なるとは……!
大人社会の人間関係、仕事上の葛藤などでお疲れ気味のあなたに明日を創造できる、そんな本に出会えたような気がして清々しく読み終えました。
ありがとうドラえもん!
ドラえもんをあまり好きではない人にも読んでもらいたい本
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言わずと知れた『ドラえもん』の中に出てくる名言を集めた本。マンガのコマの抜粋と、それについての思い入れが書かれているけど、コマの部分を見るだけでも楽しめます。
「さようなら、ドラえもん」の巻の、ジャイアンにボロボロにされながらも立ち向かっていくのび太の「ぼくだけの力で、きみにかたないと・・・。ドラえもんが安心して・・・、帰れないんだ!」というセリフ、そして初めてジャイアンを退けたのび太に肩を貸しながら、のび太の「みたろ、ドラえもん。かったんだよ。ぼくひとりで。もう安心してかえれるだろ、どらえもん」の言葉に涙を流すドラえもん。いつ思い出しても泣けます。
また、「のび太の結婚前夜」の巻、未来の世界で、のび太との結婚に不安を抱くしずちゃんに、しずちゃんのパパがかける言葉、「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。かれなら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれると、ぼくは信じているよ」、いいセリフです。それをこっそり聞いていて顔を赤らめているのび太(タイムマシーンで現代から未来に来た)が可愛らしい。
もちろん、泣かせるセリフばかりではなく、のび太らしいばかばかしい屁理屈や世をすねた言葉、ドラえもんの時には温かく時には冷たい言葉の数々、ジャイアンならではの凶悪な言動など、様々な名セリフが楽しめます。
ドラえもん好きな人、ドラえもんを読んで育った人、そしてドラえもんをあまり好きではない人にも読んでもらいたい本です。
元気がでます。
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子供の時読んだ時は、意味がわからなかった言葉も、大人になってから読み返すと、こんなに心に響く言葉があるのかと感心しました。
何気ない言葉でも、それだけで元気になるような言葉もあります。ドラことばのような、人を元気にできるような言葉を、自分もこれから他人に言えたらいいなあと思いました。
私が一番いいと思った言葉は、
「道を選ぶということは、必ずしも歩きやすい、安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。」
大人になってわかること。
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飲み会の”ネタ”として購入しました。
年齢的にドラえもん創世記のモロ世代ですが子供なのでなにも考えてなく秘密道具が羨ましいだけでした。
この本を読んでみて心に響く言葉の多いこと…大人になってわかることもたくさんありました。
ドラえもんファンから寄せられたコメントを読でみて、その頃はまったくの子供なのでしょうがないですが自分の幼稚さをあらためて知ることになりました。
子供さんのいる方はこの本を読で、さらにドラえもん単行本を一緒に読んで”ドラ言葉”について語ってみてはどうですか。