お家騒動に巻き込まれる受と、そのボディガードについた攻のお話です。

受は自分は不幸を不幸と思わない楽天家で、幸せな人間であると思っていて、
攻は辛いことを辛いと自覚できない受に、バカなガキと言いつつ惹かれていきます。

あまり甘い展開がないんですが、終盤攻にちょっとだけ甘える受がかわいらしい…。
攻の大人の余裕がかっこいい。

続編がすごく読みたいです。

新藤まゆりさんが手がけたイラストが印象的でした。
簡単な流れでは…
主人公の平泉が後継者争いに巻き込まれ、おじさんにボディガードを付ける様に強いられてしまう。
ボディガード西岡と24時間を共にする事になったが、行動が制限され 平泉はつい逃げ出してしまう。
しかし平泉は西岡に捕まり―――

読み終えてみて、あまり過激シーンが少ないなぁと思いました。
しかしながら、内容の濃い物語で 2人のその後も気になる作品でした。
火崎 勇さんのあらすじを読んでから、また読み直してみても新鮮さは続いていました。
オススメです。

最初は解らなかったのだけど、読み進むうちに攻さまの頭の良さに気付き、ラストの頭のいい大人の男っぷりにヤラれました。いい男〜!
個人的にはもう一人のオジサマのボディーガードも好き。ナイスミドル最高!