良い作品
★★★☆☆
だと思いますが、今までの葉芝先生の作品とは若干方向性が違う気がします。
東京ゴーストトリップや10-4、AtoZ、BINGOなどアクションやミステリアスな感じに押す感じが一切無く、ハートフルなストーリーとなっております。勿論今までの作品にもハートフルなのはありましたが、今回は全面的にそれだけを打ち出した感じでハラハラドキドキは感じられませんでした。
そして、今まで出てきた本と違い、BL本なんですよね?そんな感じも期待するほどあまりしませんでした。
むしろ今までで出てる漫画の方がBL風で萌えます。
1巻らしいのでまだ続くと思いますが、私の中では全1巻で完結でもいいような…ちゃんと終わったし。
AtoZの続きが読みたいです…涙
シングルファーザー奮戦記は、最高に心温まるBLもどき
★★★★★
最高に面白くて、切なくて、心温まるおススメ作品。
子供ありOKの読者限定ではありますが・・・。
突然死んだ双子の弟の子供と暮らすことになった作家と、彼をその容姿からお父さんだと信じ切っている子供、そして彼の通う保育園の金髪青年保育士。
突然子供と暮らすことになった作家は、必死に金髪君に子供の習性なるものを教わりながら、次第に子供のいる生活に慣れていく。
BL領域にこの二人が入るまでにはまだまだ時間はかかりそうで、恋愛とかはないに等しいですが、ただただ子供を交えて二人の交流がほのぼの、そして面白い。
そして子供は可愛い!! 父親を純粋に慕う姿がなんともいえない。ある意味、萌え(笑)
雑誌掲載時に読んでいる読者には、描き下ろしはないので特典的なものはゼロですが、それでも単行本でこれから集めて何度でも読み返したくなる温かさありです。