無名の星たち
★★★★★
人生から取り残されたり、大切な人から疎外されているように感じて絶望的になる。そんな等身大の登場人物たちに差し込むやわらかな一条の光。無名で平凡な、これといった幸運にも恵まれない人々に、それだからこそ訪れる人生のきらめきを温かく描く珠玉の短編集。
日常の奇跡を切り取った秀作
★★★★★
久々の新刊です。
戸田誠二さんは最近はファンタジーものが多かった気がしますが、
久々の日常系(?)漫画を見て感動しました。
一話読む旅に目頭が熱くなりました。
各話の主人公たちは皆人生の途中で何かしらの壁にぶつかり、
そして自分なりの答えを出します。
説明が難しいのですが、その答えまでのたどり着き方が決して不自然でありえないものではなく、
主人公自身で悩んだ末に導き出したものであるという経過の書き方が非常に感動的でした。
仕事に悩んでいるような人が読むと良いのではないかと思いました。
頑張ろう、そう思わせてくれる漫画です。
普通に…ごく普通に......
★★★★☆
ラブ・ストーリー
マイ・ルーム
逆転サヨナラ
ブランド
逃げ出したい
テーマソング
…の、6話。
一言で言うと、ありふれた感のある人間ドラマ、というかなんとか。
1巻の時よりも全体的に刺激?というか感動が薄く、より普通っぽくなってしまった。
とはいえ、最終的には家族や友人との繋がりと言う点を重視して描かれているところは、今まで通りの戸田風味でもある。