このタイトルの最大の特徴は、同じ世界を舞台にしながらも、男性主人公ルウ、女性主人公ミントのどちらを選ぶかで、まったく雰囲気の異なる2つの物語を楽しむことができるところにある。2つの物語の舞台、時間軸は同じだが、登場人物と「両主人公との関係」が違うことで物語は変化していくのだ。
この「リアクションの違い」の積み重ねによって、同じ世界を舞台にしながらシナリオは様相を変え、最終的にはまったく違うストーリーが展開される。3Dポリゴンで作られたリアルなキャラクターの動きや、アクションの爽快さ、そして奥の深いストーリーが魅力の作品だ。(岡田幸司)