常に先へ
★★★★★
このマンガ、なんていうかキャラクターがすべて立っている。
全員に魅力。
少しずつ微妙に絡んでくる人々。視点の変化によりあれがこうだったのかとあとからわかったり。非常に考えられているマンガ。
くらもちふさこは絵も話も表現方法も、決して古くならないというのがすごい。
ただし読者にも読み込みのパワーを要求する。
そうきたか!
★★★★★
くらもち先生の作品は20年以上愛読させていただいてます。
凄いのは今回の作品も、初めてくらもち作品を読んだ時のような感動が褪せず
それが更にバージョンupした感じ。
読んでいてドキドキしたり あー!そういう事だったのか!と謎解きに似た(他の方も言われている)パズルの組み合わせのような驚きと感動が詰まっています。
そして、くらもち先生の作品は素敵なキャラばかりなので、毎回お決まりのように必ず一人に恋をしてしまいますがw
この回では圓城さんにときめきました。
その他の登場人物も全て愛すべくキャラ達ばかりです。
(1話からいきなり泣いてしまいました)
私はネットの掲示板を時々しますがエピソード4の物語は 頭に描いてるネットのイメージそのものをリアルに絵に表現されていて驚きました!
そうそう!そんな感じ!みたいな。
この本は短編読み切り作品集ですが主人公達がどこかで繋がっています。
ラストは胸がズキューン☆て感じです。
あぁ面白い。心があったかくなります。
くらもち先生大好きです!
くらもちさんは一体幾つなの??
★★★★★
分かってるんです。
わたしより、何年も早くお生まれになっていることは、
もちろん分かってるんです。
でも、新しい作品が出るたびに、その瑞々しい感性に驚かされます。
駅から5分も1編だけでも十分に面白いし、
その一見バラバラな短編を続けて読んでいくことで、
また新しい世界が広がってきます。
ストーリーも面白く、その構成にも意表をつかれて、
ホントに「スゴイ!」と思います。
いつの時代の本も、繰り返し読んでも面白く、
何度読んでも感動し、新たな発見があるのが、
“くらもちふさこ”の魅力の1つだと思います。
個人的に・・
★☆☆☆☆
絵が個性的すぎてダメでした。
内容も結局何がどうなのか
分かりづらいです・・。
持っていたい本
★★★★★
ストーリーを追うだけならマンガ喫茶でもできるでしょうが、
これはそういうマンガではありません。
複雑に張り巡らされたプロット、でも難しいとかそういうことはないんです。
手許に置いて何度も何度も繰り返し読みたくなる本です。
熱心なファンやコアなマンガ・ファン以外にもぜひ届いてほしい。
ネタのインパクトや展開の勢いだけがマンガの魅力ではないんだって、
多くの人に実感してほしいですね。