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マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)

価格: ¥3,200
カテゴリ: CD
ブランド: KRE
Amazon.co.jpで確認
時代を生きた声を感じるスペクタクルで終わりなきストーリー ★★★★★
今回のアルバムは、まさにライムスターならでは、いや、ライムスターでなければ出来なかった今のジャパニーズヒップホップに対する「筋のある論」だと感じた。日本語とヒップホップを愛し続けた結果、進化し続ける今のライムスターが凝縮された、まさに大樹(たいじゅ)のようなアルバムである。静かなる憂いに満ちたワンフレーズの序章、幕が開き、ONCE AGAINで始まり、ONCE AGAINでまた始まる。共感し、号泣し、またKING OF STAGEに会いたくなる。
新境地 ★★★★★
一聴するとライムスターらしからぬアルバムだけど、しっかりライムスターです。

休止期間中の、宇多さんによるラジオや執筆活動、Dさんによるマボロシを含めた他ジャンルとの交流が、それぞれのスタイルを一層際立たせたのではないかと思われます。

個人的にDさんのラップが次のレベルに上がってる気がしますね。言葉のチョイスへのこだわりというか…。
間違いなく名盤です。
良曲が並ぶ。しかし・・・ ★★★★☆
曲単位では凄く充実したアルバムになっている。
"ONCE AGAIN"や"Come On!!!!!!!!"なんて最高だと思うし、
購入してからしばらくは毎日聴き狂ったものだ。

しかし、最近ではこの作品をあまり聴かなくなってしまった。
今でも聴くたびに良作だとは思うのだが、どうも味わいに欠ける気がする。
傑作を作ってやろう、完璧な作品を作ってやろうという思いが強すぎて、
心地よいスキマがなくなってしまったのかもしれない。
例えば"付和Ride On"を聴いていると、遊び心の見せ方にわざとらしさを感じてしまうのだ。

とはいえ先に述べたように良作には違いないし、質的には星5つなのだが、
期待の大きさから星4つとさせていただきたい。
良い作品ですが。 ★★★★☆
一定水準の域を超えた質の高いアルバムだと思います。
ただ、全体的にリリックもトラックも真面目な曲ばかりで、少し窮屈さを感じました。
アルバム「リスペクト」の中の隣の芝生にホールインワンとか、一曲の中で言うと、肉体関係のJINさんのラップのパートみたいに、ユーモアの効いた、くすりと笑える要素が欲しかったです。トラックも作りこまれているんですが、少し普通にいい曲過ぎるというか、展開に乏しい気がしました。それでも凡百のアーティストのアルバムより俄然いいので、星4つです。
10年代に向けた、《マニフェスト》。 ★★★★★
2010年2月に発表された、日本のヒップホップ・グループ《ライムスター》の、新作アルバムです。ライムスターは1993年にデビューした、いわゆる《日本語ラップのオリジネイター》と呼ばれるアーティストですが、同期の《キングギドラ》や《マイクロフォン・ペイジャー》が優れた作品を残しながら短期間に解散してしまったのに対して、デビューから17年も、日本語ラップ・シーンの最前線を突っ走ってきた所が凄いです。日本のロックンロールの世界で言えば、あの《ヒロト&マーシー》コンビに匹敵する偉業だと思います。(参考:《ヒロト&マーシー》コンビ=《ザ・ブルーハーツ》、《ザ・ハイロウズ》、《ザ・クロマニヨンズ》)今回のアルバムは、内容的にも素晴らしい傑作に仕上がっています。ライムスターの特徴である、正統派の《ワイルド・スタイル》を全面に押し出しながら、21世紀という未知の時代に突入した世界の中で、どう勝ち残って行くべきなのかを、鋭い語感を持ったワイルドな日本語ラップによって、メッセージしています。1999年に発表された彼らの初期の傑作『リスペクト』が、来たるべきゼロ年代に対する《マニフェスト》だったとするなら、今回の傑作『マニフェスト』は、来たるべき10年代に対する、文字通りのマニフェストと言える作品だと思います。政治的にも、経済的にも、軍事的にも、極度に不安定なこの10年代現在の世界、そして日本の中で、どう勝ち残って行くべきなのかを、彼らのメッセージを聴きながら真剣に考えたいと思います。彼らのラップの言う通り、

風はまた吹く
気付かないなら
かざしな
人差し指を

陽はまた昇る
ゆっくりと
その時立てろ
親指を

なんだと思います。傑作です。


(追記:

多分
その巨大な謎のオブジェを
後世のキッズは
『モノリス』と呼ぶぜ

by Mummy―D

蛇足ながら、一言。私が作成している、言葉によって構成された《巨大な謎のオブジェ》は、とりあえず《全7巻》で完成する予定です。ここまで来たら《モノリス》を超えて、ほとんど小松左京先生の《虚無回廊》です(笑)。)