良くも悪くも横山光輝タッチの絵
★★★☆☆
横山光輝氏と言えば「三国志」に代表される歴史漫画の巨匠。
「三国志」では個々のキャラクター設定がはっきりしていて、
武将などは鎧や兜などもきちんと描かれていましたが、
日本の武将になると合戦の際は兜で見分けがつくのですが、
平時は「この武将は誰だっけ?」「この姫は誰だっけ?」と迷うことがあります。
それが横山光輝タッチの絵の良さと言う人もいるかもしれませんが、
戦国武将の漫画化はさいとう・たかを氏のような劇画のほうが迫力があるかでしょう。
ただ知識として武田信玄を知るには適した漫画かもしれません。