明るく楽しいスペオペをガンダムで!
★★★★☆
「クロスボーン・ガンダム」は
富野由悠季原作なので、宇宙世紀の正史。
この「スカルハート」は、それを壊さなさいように
「クロスボーン」絵師の長谷川裕一氏が
持ち前のSF心でめいっぱい遊んだ作品群です。
そう、SF。
スペオペですよ、これは☆
「キャプテン・フューチャー」や
「スカイラーク」が好きなら、
ぜひ読んでみてください!!!
骨の心
★★★★★
序盤は宇宙海賊クロスボーンバンガード最年長パイロットであるウモンの一年戦争時代の話。
まさかあんな方法でボールでドムを倒していたとは驚きでした。
確か昔、MSの顔を飛ばして遊ぶオモチャがありましたが、アレみたいですね。
次の話は、本編の番外編みたいな話
そして、『海賊の宝』からは完全に本編の後日談の話。
トビアはキンケドゥとベラを元の名前で呼んで欲しかったです。
二人にとっては、シーブックとセシリーという名前に戻ったんですから。
グレイ・ストークってとあるガンダム主人公の年老いた姿だって聞いたんですが本当ですか?
ハリソンもサルや木星軍残党を相手に大活躍でした。
おもしろい
★★☆☆☆
おもしろいです。
ストーリーもよく練られています。
近年のヒーローものになりさがった
平成版ガンダムに比べて、
ずっと奥が深く、身のある話です。
どうせならこっちをアニメ化すればよいのに。
衛星Eから追放された♪
★★★★☆
クロスボーンガンダムの外伝集。
続編の鋼鉄の七人までを繋ぐマンガにもなっている。
クロスボーンガンダムの終結から大分時が経ったので、改めて気持ちを盛り上げていくには、
このくらいライトなノリの方がちょうど良かったりも。
ウモンじいさん、ハリソン大尉や、長谷川氏のUCマンガでおなじみのストーク卿など、サブキャラクターに焦点を当てたエピソードでありつつも、
前作ではまだちょっと頼りなかったトビアの成長した姿も描かれている。
(でもベルナデットはどこも成長してn…)
こういった大らかな「外伝」マンガは、一時期よく出ていたものの、最近は締め付けがきつくなったのか、
おとなしいものばかりになっていたので、このくらいがんばってるのを読むと嬉しかったりも。
ハリソンの活躍
★★★★★
モビルスーツ F91、およびクロスボーンガンダムにはいくつかのバリエーションがあり、その出典の一部をここで確認することが出来ます。2006年現在、パッチワークなどの最新バージョンもありますがこのスカルハート バージョン、同人誌バージョンなどもあるため、資料としての価値があります。
また、長谷川版ガンダムの定番キャラである木星じいさんの再登場も見られます。木星じいさんはVガンダム外伝やそれ以外の長谷川ガンダムにも出ています(・・・が、ネタバレになるので、これ以上は言及できません。)。
長谷川氏は鉄人28号などに見られたように、映像作品 以外にも小説など複数メディアの設定も踏まえつつ、新解釈を加えて、展開させています。ガンダム マニアならにやりとするようなシーンが随所に紛れ込んでおります。
ただ、まじめなガンダムファンは怒るかもしれません。