インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

不登校から脱出する方法

価格: ¥1,728
カテゴリ: 単行本
ブランド: 青弓社
Amazon.co.jpで確認
なんという ★☆☆☆☆
偏った考え方だろうか… こういう考え方は現代では傷を広げかねません。確かにこれで解決する子もいると思います。しかし、 自分は不登校の子を家族に持ちますがこういった人が身近にいて、かなり悪影響を与えてしまいました。 もし読むのなら割り切った気持ちで読んで下さい。
びっくりしました! ★☆☆☆☆
援助職にある者としてただただあきれてしまいました。
実感として確かに軽症も入れれば不登校の子の1/4くらいは、叱り飛ばしたり、脅迫したり、無理矢理学校に連れて行って帰らないよう見張っていたりすれば不登校がおさまるでしょう。それを極限まで押し進めたのが戸塚ヨットスクールのやり方で、それでうまく行く子もいることは、戸塚ヨットスクールが成り立っていたことで証明済みです。石川先生はこの本の中でしきりに「やさしく」対応することでは不登校の子の将来に責任が取れないと書いていますが(機が熟すのを待たずしてやたらと登校刺激をしない、ましてや本人に自己決定させずに無理矢理学校へ連れて行ったりはしないことは、私の実感では「やさしく」というのとも違うのですが)、親が無理をした結果、からだもこころもボロボロになってしまった子供の将来の責任はだれが取るというのでしょうか?
石川先生が、青木省三先生がいらっしゃる川崎医大系列の短大でお勤めになっていることが信じられません。2人のおっしゃっていることがあまりに水と油で...。
この本で読む価値がある箇所は5つ事例が並んでいる章の5つめの事例(どこかのカウンセラーさんが端正なスタイルで書いています)だけでしょう。
また、2002年の出版なら、最近注目を浴びている発達障害児の不登校(登校刺激が必要)についての記述も必要だったと思います(たぶん経験とそこまで目配りできる鋭いアンテナが著者には欠けているのでしょう)。
蛇足ではありますが、こういう実務系の本を書く人には知性があまり感じられないし、文章が雑ですね。増井武士先生の「不登校児から見た世界:有斐閣」などと読み比べてみて下さい。安直なハウトゥー本とみすずや岩波から出ている本くらいのちがいです。
適応を絞らないと危険 ★★☆☆☆
著者の事例にもとづいて不登校を分類し、その中のひとつの分類についての登校刺激というか強制登校法について書かれている。適応を絞ればうまく行く場合もあるだろう。事例にもあったが、最終的には登校はするようになったがそれまでに激しいリストカットを繰り返しているものもあるように、不登校にいたったその子または家族の課題というものを放置したままで、登校刺激のかけ方だけ真似ては大変危ないこともあるかと思われる。あくまでも適応を絞って行うものであるということを十分承知して読んでいただきたいし、著者にもそういう注意喚起をもっとしていただきたいと感じた。
とても役に立ちました ★★★★★
現在、家庭教師として不登校の子の家に入っています。母親からの要望としては、心のケアをしてほしいということでした。しかし、学生の自分で、どうしたらいいのかわからない、ということばかりでした。
とにかく何か勉強しなくてはいけない、という気持ちになりこの本を購入しました。そこには事例と共にわかりやすい言葉で具体的な方法が書いてあります。何だか、自分にも何かできるのではないか?と思う事ができるようになりました。出会えてよかった本です。
救われました ★★★★★
小3の息子が不登校になった。複数の病院・相談所等に相談したところ、いずれからも「今は見守る時期」といった指導を受けた。数ヶ月、そうした援助者や妻からも息子への働きかけを禁じられたまま、様子を観察するのみで一向に出口が見えない日々に疑問を感じ、不登校について調べ始めて何冊目かに出会ったのが本著だった。

著者は、数多い臨床経験をベースにして、不登校に至った心理でなく生活パターンによって分類し、それぞれの問題点を指摘している。著者は、その方法論を自ら異端と言うが、その洞察は鋭く、不登校は時間が解決してくれるといった無意味な幻想を抱かせるのでなく、長期化することによって負う社会的リスクを明らかにした上で、復学を助けるための親の役割を具体的に示している。そこに示される解決策は、心理分析から導き出されたものでないとしても、結果的には心理的に十分納得できるものである。

読者は、本著を参考にし、意を決して不登校からの克服に取り組み、息子を復学させることができた。もし、本著に出会うことなく数年を「ただ見守る」だけに過ごしていたら、と考えると恐ろしさを覚える。本著は、読者にとっては当に福音の書であり、著者に感謝している。