物語が本格始動！

エメラルドのジュエルマスターが仲間（？）に加わり、
敵対組織「シャニ」のジュエルマスターも登場！

今作は超常的な要素が強く、少々苦手かも！？

「千里眼」のエメラルドマスター登場。
また，一巻で出てきた敵対組織が本格的に稼働開始。

エジプト考古学者への協力では幻影(?)を用いて親子愛を描く。
この辺りまでは一巻に近い感覚なのですが，ここから一気に雰囲気が変わって長編的に。
敵対組織シャニの一派が現れたりエメラルドマスターが現れたり。

エメラルドマスターのエスメラルダがジュエルマスターとしてシャニに捕らえられて生活していたため
日常生活態度が異常であったり，自己中心的であったりと癖の強いキャラ。

ちょっとばっかり敵側ジュエルマスターであるジェネラル・ジンの存在でエスメラルダが薄まってしまった感じ。
ワガママお嬢キャラが苦手な方はちょっと苦手な巻になりそう。

ただ，レイカがかゆみ止めの某製品を日本の一流ブランドと言ってエスメラルダに使わせる方法は面白かったｗ

毎回同じようなキャラクターが同じようなストーリーを展開する、劇団皆川。
あんまりパンチラしない作者がパンチラしているのが斬新だった。
それ以外はいつもの皆川漫画。
主人公がいつもの不感症超人でないところが売りだと言わんばかりに
いつも困らされている。
あまりのしつこさに食通気味になるが、それもまた皆川漫画の楽しみ方。
マクドのハンバーガーのように、毎日は食いたくないが、たまに食いたくなる。
胃もたれするのが分かっているけど、ついつい食っちゃう。
そんな楽しみ方が分からない人には、この漫画は読み込めない。
素人にはお勧めできないね。

自分は今巻で読むのを止めます（悲）、理由は．．．超展開に成り始めたので（苦笑）。

シナリオの質も個人的に合わなかったのも一因ですが（ラムセス２世とその子供の件は青臭く（くだらなく）見えて飛ばし読みしました）、
物語の方もラスボス？が出てきて≪これは私の分身だ．．．以下略≫とか言って自分は尽いていけませんでした（疲）。

話が広がり過ぎたのも自分は尽いて逝けませんでした、

最初は
《表向きはアルバイト等を掛け持ちしながらアクセク働く普通（美人過ぎる事を除けば）の一般人、裏の顔は．．．）

と言うのが結構良かったんですが（溜息）。

・最後に一言
今作は『アームズ』の様な展開になってしまって残念です、『スプリガン』の様なのを期待してたのですが（残念）。

エメラルドマスター、ランジェ登場の第二巻。
はっきりした物言いで、レイカのテリトリーのずかずか入ってくるランジェ。
敵か味方か？
さきのみえないレイカだったが、ランジェのオープンな性格に次第にひかれはじめる。そんな中、あらたなジェルマスターの影が！

丁寧であきのこないタッチも魅力ですね。