ただ、基本的に私は 子供を『親の思いどおりに育てる』とか『早期英才教育で天才に』とか、
親のエゴ先走りで『子供なりのペースや人格を認めていないやり方』 は嫌いなので。。。
(ついでにいうと『素のままのびのび育ってほしい』ので、妙にいじくるのはちょっと。。。)
そういう意味ではこの本も『親のおしつけの早期教育』を手厳しく非難しているくせに
『子供が得意とする分野で、子供がすすんでやるなら』 偏向でもかまわないから
集中的に伸ばせ。。。という部分は、ちょっといただけません。
また、なににつけても『脳の発達への影響が。。。』みたいなのも、ちょっと違う気が。
脳だけで子育てを語れるものでもないと思うので、科学的知見がもの凄いからといって、
子育てのレシピまで「おっしゃるとおり」 とそのまま実行に移す必要はないと思います。
なにかと策を弄するのではなく、素直に『親にも子供にも心地よい環境』を
それぞれのスタイルにあわせて心がけていれば十分ではないでしょうか。
(特に、モーツァルトを連発されるとちょっとうんざり。好きな人もそうでない人もいるのでは?
きれいだけど退屈、と思ってしまう私は苦手。。。クラシックは嫌いじゃないのだけど)。
とりあえず科学的な部分はなかなか面白いですし、とても参考になります。
ちょっと詳しすぎて小難しいけど、それだけで、十分読む価値があります。
(どの部分まで『学会で広く認められている』のか、しろうとには判別できませんが)