仲良くしようよ、日本と半島
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おそらく、本書の記述を見ると「日本は韓国にいいことだってしたじゃないか
韓国が発展したのは日本のおかげだ、いいかげんにしろよ韓国」
と思っている人は頭から湯気が立つほど怒るかもしれません。
僕も「あやまれあやまれ」と言い続ける韓国や、いたずらに「反日教育」を
する韓国には、いい加減愛想が尽きかけたこともあります。
だから、この本を「怒らない」と決めて再読してみました。
日本では初代総理大臣として、お札の顔として尊敬されている
伊藤博文や、福沢諭吉がなぜ、韓国では蛇蝎のように嫌われるのか。
その理由は、明治という帝国主義の社会でそれなりの韓国蔑視の発言をし、
総督府の長として弾圧の先頭で指揮をしているからなのです。
これは、好き嫌いは別にして史料として事実です。
その資料をどう組み合わせて々書くかは、著者の歴史観によりますが、
この本は確かに日本に厳しく書く傾向にあります。
しかし、選択の恣意性はもちろんあるとしても事実は事実なのです。
繰り返し言いますが韓国に少し愛想がつき、北朝鮮には怒りを感じる僕ですが、そんな僕から見ても
今の日本・半島の若者達には互いに何のわだかまりも持たないひとが多くなっているように思えます。
もう何円も前から、福沢諭吉の大学に留学する夢を持っている韓国の若者がいる時代になっているのです。
合わせて、6000万人の人口を持つ半島の国は日本の隣にあるのです。