長編です
★★★★★
ひとつのストーリーで一巻分。ひさしぶりの長編です。さまざまな境遇でそれなりに暮らす4人の元同級生の男性が、ふとしたきっかけで青春時代を過ごした故郷の町の幻の中に迷い込んでしまう、というストーリーです。設定はSFがかっていますが、素直に楽しめます。4人の男性が、幻の町の中で、それぞれ心に封印してきた苦い青春時代の事実と向き合っていく、といった展開です。ラストの終わり方が、なかなか苦いものがり、いったい幸せとは何なのか考えさせられます。
純粋
★★★★★
原作者は島耕作シリーズの弘兼憲史で、27巻まで出ています。
「黄昏時の空の流星のように、輝き燃える大人の恋」
年をとっても純粋な恋心は不変なんですね。物語に出てくる人物は、それぞれの家庭があったり、独身のままひとりの人を待ち続けていたりと様々な環境に置かれていますが、中年の男女の素敵な恋愛を描いています。ベッドシーンも頻繁に出てきますよ。(*^.^*)
大体が1冊で読みきりの物語なので時間が空いたときに1冊ずつでも読んでみてはいかがですか?
面白いので5〜6冊はまとめて読んじゃうと思いますけど!
時をかける中年
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団塊の世代のもの悲しい人生を鮮やかに描いています。
ラブストーリー、ホラー、SFなど様々な要素がからみあってストーリーが展開され、結末に至るまで一気に読むことができます。
マンガというよりグラフィックノベルと呼ぶにふさわしい完成度の高い作品です。