赤木しげる その始まり
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 私はアニメのアカギを見てから買ったので、その比較を交えつつレビューを書きます。
 アニメでは常に冷静で汗一つかかずに戦いますが、漫画では若干ですが焦る様子を見せたりします。そういうところからも、漫画の方が親しみやすいアカギだと感じました。もちろん、アカギの揺れない心は健在です。
 あと、アニメではテンポよく進んでくれるので麻雀のルールを知らない人でさえ楽しめますが、漫画ではどうしても絵と文字だけになるので、ルールを知っておかないと面白さが減ってもったいないです。と言っても漫画を楽しむ分には完璧にルールを覚える必要はなく、基礎中の基礎と多少の役を覚えていれば十分です。
 最後に、アカギの肝は心理戦です。その描写は漫画の方がより細かくなっています。人間同士の緊迫した麻雀の戦いをどうぞご覧ください。
 
麻雀が強くなりたくて
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レビューの方のご意見を参考に読み始めました。すでに23巻まででていますが、絵や文字が大胆なのでぐいぐい進みます。
アカギくんの度胸?というか天性の鋭さがすごくかっこよくてファンになりました☆
麻雀をやる時、まだ自分の手の内ばかりしか見れていませんでしたが、捨て牌をよく意識するようになれました。
この後、レビューの方の勧めで、大人になったアカギくんの出ている『天』を読みましたが、泣いちゃいました(T_T)人生観というか人間としてどう生きるべきかまで思い直させられました。思いがけないストーリー展開にびっくりでした(;^_^Aが、読めて良かったと本当に思っています。
 
食わず嫌いは人生損する
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ものすごい画風(一巻は特に)と麻雀漫画というダブルで敷居が高い漫画ですが本当に出会えてよかった。魅力的な主人公『赤木しげる』を是非一度はみてほしいです。
 
アカギの麻雀は心理戦、情報戦の極み。
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麻雀を知っている人も知らない人も楽しめる作品だと思います。
1巻では、麻雀を全く知らないアカギが実戦を通じて麻雀を覚える場面が描かれていて、麻雀の基礎知識が学べます。
そしてそれ以降、アカギは天才雀鬼として活躍するわけですが、アカギの麻雀はいつも命懸けだから面白い。
アカギは、狂気により、命をかけた勝負でも平常心を保つ。死を恐れず全く守らないことで、結局、生きながらえている。その狂気が見ていてとても面白い。
アカギは、相手を罠にハメるために相手を理解する。相手に情報を与えず相手の情報を得る。その情報戦がとても面白い。
コンピュータ相手に麻雀を打っていては味わえない緊張感や心理戦は、麻雀が分からなくてもきっと楽しめるはず。
福本先生の漫画らしく、この「アカギ」でも、麻雀を通じて人生を描いています。アカギが南郷につぶやく『死ねば助かるのに・・』は、多くのサラリーマンに突き刺さる台詞ではないでしょうか。
 
面白いし麻雀の勉強にもなる。
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 このマンガは本当に面白いです。この作者が作るセリフ(名言)は本当に天才レベルだと思います。麻雀の腕も上がると思います。
 このマンガを読んでマンガは絵のうまさよりもストーリーが重要だということがよく分かりました。この作者の絵は下手だから読みたくないという人も一度ぜひ見てください。