人気・実力No.1アルト・サックス奏者フィル・ウッズが6年振りにヴィーナス・レコードに帰ってきた!
これまで『あなたと夜と音楽と』(1993年録音)、『スーヴェニール』(1994年録音)、『チェイシン・ザ・バード』(1997年録音)、『スリル・イズ・ゴーン』(2002年録音)と、ヴィーナス・レコードから4枚のアルバムをリリースしてきたフィル・ウッズが、実に6年振りに5作目を吹き込むべくヴィーナス・レコードに帰ってきた。 メンバーはヴィーナス3作目『チェイシン・ザ・バード』と同じクインテットによるもので、デューク・エリントンの右腕として活躍したビリー・ストレイホーンのバラードとブルースの名曲を哀愁たっぷりに聴かせる雰囲気抜群の名演12曲を収録。
お気に入りはアルバムのハイライトといえる「バラード・メドレー」にウッズのアルトが冴まくる「ジョニー・カム・レイトリー」。昨年11月に77歳を迎えたとは思えない相も変らぬ健在振りに脱帽。(The Walker's 加瀬正之)