天才!ジョージ
★★★★★
ジョージ朝倉先生のセンスはズバ抜けてますよね。心情が表情で読み取れるし、最初6年生だったコウちゃんと夏芽がだんだん大人になってく思春期ゆえの心のもどかしさ、二人の魅力的な色っぽさすべて素敵です。話の流れも無理がなく、あ〜こんな時代自分もあったな〜。って感じです。とにかくコウちゃんがちょっと悪い思春期少年ですがやはり色っぽい男ですね。
久しぶりに
★★★★★
はまりました。
何回も読み返してしまう!
雑誌も読んでるけど、単行本も買ってしまうなんて久しぶりでした。
ほんっとにジョージさん良すぎです!
ストーリーももちろんだけど、絵とか描写の仕方が、とてもきれいです。
やっぱマンガっていいなぁーーって思えます。
いや〜
★★★★☆
やっとでました!6巻!
だけどフレンドのコミックスは薄いので、
あっという間に読み終わっちゃいましたORZ
今回は特別大きな進展がなかったですが、
少しずつ何かが動きだしている気配がします。
大友の存在、コウちゃんの気まぐれさも目が離せない!
溺れるナイフは少女マンがであって少女マンがじゃない!
美しい映画を見ているような気分にさせられます!
この漫画は衝撃を受けると思います!
何度も返し読みしたくなる漫画です!
是非一巻から読んでみて下さい!
椿、光、衝動、変化
★★★★★
わたしの絶頂期はすでにおわったのだわ―
冒頭から既に鷲掴み。ジョージの台詞まわし巧すぎ。
六巻は、これまで自分やコウは特別だと感じてきた夏芽の、自意識がぶちこわされてしまった後で無駄なプライドを抱えながらゆったり生きる姿を痛々しく描く。まさに「溺れるナイフ」です(作者はナイフというタイトルを"十代の自意識"という意味合いをこめてつけたらしい)。
そして大友がやけにでてくるのも気になるところ。しかも、単行本の裏表紙、夏芽の後ろにも何故か大友の姿が―?気になる。
でも、ありきたりな少女漫画の様にいきなり・無理矢理な急展開せずにゆったりと画で魅せながらインパクトのある語りで少しずつ展開していくのは見事ですね。
若いときには誰もが持ち得る自意識を、成長するにつれ、周りの広い世界を知るにつれ失っていく人は多いと思う。若さゆえの潔癖、自信。そういうものとうまく折り合いつけていかなきゃ大人にはなれないわけだけど、夏芽はどうやって折り合いをつけていくのか、どうやって溺れている状態から抜け出すのか、ますます続きが気になって眠れない…
子供から大人へ
★★★★★
画面に降り注ぐ椿がものすごく印象に残った。
白黒なのに、鮮やかな紅を目にしている様な気分になります。
1番最初の頁では夏芽の少女から女への変化を暗示させ、やはり細かな感情の移り変わりや演出は堪らなくうまい。
登場人物の表情は相変わらず素晴らしいし、彼等が流す視線や表情には思わずどきりとさせられる。
目に見える様なはっきりとした大きな進展は無く感じられたけれど、今巻は夏芽の心情が細かく描き出されており、もやもやとした不安やジレンマが強く伝わり、苦しくなりました。
特に夏芽が聴こえない耳でずっと音楽を聴いているその姿は彼女の身に起きた事を思い出させ、更に胸が痛くなる。
そして新たに関わってきた大友。
コミックスの帯に書かれていた関係図を見て、夏芽に恋を?と思って読み進めていたのですが彼の様子を見る限りでは夏芽の母親に恋をしている…?
5巻で描かれていたカナちゃんの話は一先ず置かれていましたが、それが今後いかに関わってくるのか。
朝倉先生にはこのまま読者を美しい絵で惑わせ、今の様にゆっくりと丁寧に話を進めて焦らずに描きたいものすべてをすっかり描ききって欲しいです。
しかし、1番気になるのは「どうしたよ、コウちゃん」と言いたくなる様な彼の言動や行動。
これから何が変わるのか、何が起こるのか、何が始まるのか。
気になって仕方が無い。
7巻が待ち遠しいです。