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天上の虹(1) (講談社漫画文庫)

価格: ¥691
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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昔は当たり前のようにあった「女帝」。現代日本で今後復活するであろうか? ★★★★☆
古代の漫画って少ないと思うが、昔すぎて資料もあまり多く残っていないし、不明なことも他の時代に比べたら多いだろうから描きにくいんだろうな。
ただ、その分作者の都合のいいように描けるので描きやすいと逆に言えなくも無い。
でもあんまり勝手な解釈をするとあちこちから突き上げがくるだろうし・・・難しい。
その点、横山先生は「三国志」を初めとして多くの歴史ものを手がけておられるが、史実に忠実で危なげがない。この漫画も基本的に判る範囲内で史実どおりだが、とにかく古代王朝って近親相姦が当たり前のようにあったのですね・・・・。自分の娘を何人も叔父に当たる父親の弟と結婚させてしまうし・・・現代的な感覚で読むと衝撃的な展開ばかりだ。天智天皇が孤独な心の、悲しい権力者になってる。
里中先生、力作です。 ★★★★★
もともとティーンを対象とした漫画にいい大人が文句をつけてもしようがないが、この『天上の虹』はなじむのに時間がかかった。まず、登場人物たちが後世の贈名をそのままに呼び合っていることへの違和感。御位に就いた後も「中大兄さま」「大海人さま」と呼んだり、まだ小さな皇子や皇女たちが「高市」「十市」と呼び合う。ヒロインの持統天皇こと讃良(さらら)さまはなぜか前髪をカットした現代風ヘア。おまけに額田王はなぜか老けない。最初に引っかかるとなかなか入っていくのが難しい。
けれど本作はさすが里中満智子大先生の力作、ドロドロした古代王朝の群像劇を、わかりやすく鮮やかに展開して見せてくれる。天智、天武両天皇ってまるで種付け馬のよう・・・子沢山のあまり、次の世代に諸皇子たちが成人し、それぞれ台頭してくると、兄弟親子関係がややこしくて仕方ない。
しょっぱなから中大兄と妹との禁断の愛、妻の発狂など、昼ドラ顔負けの展開で突き進む第1巻、オススメです!
ドラマは大化の改新から始まる ★★★★☆
中大兄皇子が中臣鎌足らと大化の改新をおこすときを同じくして主人公讃良(さらら)皇女が生まれる。
後に持統天皇となる少女だが、この漫画では、母方の祖父が無実で殺され母の気が狂いながら皇子を出産して死んだとき、

「おかあさま、あたしは、きっと、おとうさまよりえらくなってみせる!」と心に誓う。そのとき讃良五歳。

ここから、「持統天皇」の成長が始まる。

やがて、讃良はすでに姉大田皇女が嫁している叔父大海人皇子に嫁す。陰謀渦巻く宮廷で、大海人皇子の地位は微妙だった。その夫に讃良は「天皇にするおてつだいができる、そんな妻になりたいわ」と言う。

「わたしはあなた(大海人)が天皇になるべきだと思うし、あなたならなれると信じているの」と。十五歳の讃良は大海人皇子に?った。

彼女のこれからの人生を決めた運命の言葉だったことはまだ誰も知らない。

面白い ★★★★★
歴史漫画。持統天皇の人生なんか全く興味がなかったけれど、
一人の人を追っていくのがこんなに面白いと思いませんでした。
持統天皇は女性ということもあり、強く生きることの素晴らしさや、
時代の悲しさも感じ取れます。
歴史漫画好きにはたまりません!
歴史もこんなふうに習うなら面白い。 ★★★★☆
持統天皇物語。蘇我氏が台頭していた大和朝廷時代、中大兄皇子の娘として生まれた鸕野讃良皇女。幼少期の第1巻。