絶大な政治力を背景に超法規的活動を行う研究機関「古痕」。主人公「津名川宗慈」は遺伝子工学にたけ、ヒトゲノムの解析とプログラム、そしてそれらを応用した戦闘用アンドロイドの研究を行っている。彼は「エクストラ」と呼ばれる少女のような見かけの3人のアンドロイドを創り出していた。彼女たちを兵器として使用することをたくらむ軍とさまざまな思惑と謎がからみゲームは展開していく。
セリフの全編フルボイス化により、登場人物の感情の起伏や戦闘時の怒り、憤りなどがうまく表現されている。また原画の質感を生かした効果や演出もストーリーの世界観を引き立てている。(岡田幸司)