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幻月楼奇譚 (3) (キャラコミックス)

価格: ¥617
カテゴリ: コミック
ブランド: 徳間書店
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3巻 ★★★★☆
「百鬼夜行抄」初期の匂いが好きな人間としては楽しみにしているシリーズ。

相変わらず若旦那も幇間も相変わらずでして、今回起きる事件も結構凄惨なのですが生きている人間のほうがよっぽどコワいなと思うのでした。
待ってました。 ★★★★★
久々の新刊。

まず、開いてすぐ目に飛び込んで来るのは、主人公ふたりの膝枕をしている美しいカラーイラスト。
色気があり素敵です。

そして、内容。4つのお話+あとがき。今回も一回読んだだけじゃ、理解するのは難しかった…。 二回、三回と読んでいくうちに「あぁそういうことか」と分かり、さらに読み返すことでそのお話の魅力にズイズイと引っ張られました。 まるで、噛めば噛むほど味が出るスルメイカのよう…。

また、毎回気になる若旦那と与三郎との関係は今回も進展なし。 与三郎は『大切な金づるだから』などと言い訳してますが、お互いがお互いを想いあっているのが、表情や手の仕草、言葉の端々から感じられ、ドキドキさせられました。

脇を固める魅力的な女性達も健在です。

昭和の時代を背景に、不思議で恐ろしく、そしてせつない。
でも、その中にもしっかりと希望や幸せがある。時には笑いもある。
改めて、このシリーズをもっと読んでいきたいなぁと思いました。

今市子さんは、作品自体はもちろんですが、あとがきも楽しめる。単行本が出る度に密かに楽しみにしてます。
あとがきのこわいお話 ★★★★★
三年ぶりの新刊。隔月刊の雑誌に不定期連載されているので、コミックスが出るたび、ずいぶん時間がたったと驚く。そして若旦那と与三郎が相変わらずつかず離れず幻月楼で会っているのを読んで楽しくなる。

あとがきマンガに笑った。与三郎が語る、こわいお話。そういう綱渡りの状況で、この複雑なプロットができているのか。それはすごいと誉めるべきなのか、だからちょっとわかりにくいのかと残念に思うべきなのか。

もう誰もが今さんの絵の上手さと、語りの上手さは知っている。それがずっと続いていることも。だからこそ、ここらで少しゆっくり時間をかけて描いてほしいなあと思う。惜しげもなく繰り出される美味しいネタを十分に生かすために。今でもじゅうぶんだけれど、もっとすごいものを期待する。足りないのはたぶん時間だけだと思うので。