95年発売の｢天才ギタリスト Vol.2 キース・リチャーズ ｣の改訂版にして、ギタリストとしての‘キースリチャーズ’研究本の決定版。ディスコグラフィーは、ストーンズ全アルバムは勿論のこと、他アーティストへの参加作品まで全て網羅。ギターのコレクション解説は、キース研究の第一人者、筌尾正氏が担当。40年以上のキャリアの中で使用された約70本のギターを詳細に説明（うち30本ほどは、写真も掲載）。インタビューの再掲載は、95年発売のものとほぼ同じ。全体的に、｢ギタリストの研究対象としてのキースリチャーズ｣という視点からの記述なので、楽器を弾かない人が読むと、少々マニアックすぎると思える部分もあり。