大自然の中の全裸のみ
★★★★☆
ロタ島ロケによる萩原舞のヌード写真集。全てのカットが屋外での一糸纏わぬ全裸で、ビーチサンダルの映っていたカットがわずか一枚有った以外、人工物は全く映っていない。
萩原舞はピアスや指輪さえ身に付けず、照明は自然光だけしか使っていないと思われる、この作品の徹底したコンセプトは小気味良い。彼女が生まれたままの姿だけを大自然の中で見せたことに、裸を見せることのプロとしての意気込みみたいなものが感じられる。下手な小細工を一切排除した、直球勝負のヌード写真集と言えるだろう。
☆5つとしなかったのは、萩原舞の映っていないカットがいくつか有ったためで、こう言うカットなら、彼女の裸体をその中に小さく配し、「大自然の中のオブジェと化した萩原舞」風にして欲しかったからである。