萩原舞は魅力的だがつくりが雑
★★★☆☆
主に『a LIVE-萩原舞写真集』の撮影が行われた、5泊のロタ島滞在の一日が、このイメージビデオの撮影に当てられたとのことである。しかし、ここに収録されているのは、『a LIVE』の撮影メイキングやホテルでのインタビューなどが主で、イメージビデオとして演出された部分はほとんど無い。撮影メイキング以外は、インタビューなどを含め、行き当たりばったりで行った感が強く、コンセプトと言うものが感じられない。同時収録されているスペシャルフォトは、ホテルのベッドの上だけのものしかないし、バウハウスのその他のイメージビデオからすると、非常に雑なつくりであると思う。『a LIVE』は衣裳カットが一点も無いオール全裸カットの写真集なので、撮影されている時の萩原舞は常に全裸であるが、それが一番の見所である。撮影時の言動から、彼女の魅力も十分伝わってくる。いっそのこと下手な演出は一切省いて、そのシーンばかりを収録し、写真集と同じコンセプトにしてくれればと思った作品である。