人気の「Buddha Bar」シリーズ第4弾を手掛けるのは、DJデビッド・ビサン。パリ生まれの彼はロサンゼルス音楽大学で学んだ後、故郷フランスに戻り『Buddha Bar』と『Buddha Bar II』を手掛けたクロード・シャーユにDJの手ほどきを受けたという経歴の持ち主。師匠からブッダ・バーの精神を教わったというわけだ。『Buddha Bar 4』はまったく新しいサウンドを追求していながら、ちゃんと前作からの流れを引き継いでいる。シリーズが進むにつれ内容盛りだくさんになっているが、この『IV』も例外ではない。この2枚組CDには、ビサンによって新しい命を吹き込まれた作品が詰まっている。多くのDJがブッダ・バーのスタイルを真似しようとしてきたが、ビサンのサウンドはよりパワフル。前作までの完璧な「バー」サウンドにも引けを取らない。スリップケース仕様。2002年リリース作品。