本編よりも対談が見どころです!
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枝雀師と米朝師の対談が見たくて購入しました。
本編より先に対談から見たのですが、本当に米朝師は弟子である枝雀師を大事にしていて、ある意味尊敬さえしていたんだなぁ、と感じました。
米朝師が「自分は落語の型を大事にしてきた」と回顧すれば、枝雀師は「師匠が型をしっかり伝えてくれたからこそ、型を壊して演じてみても最後は型に戻っていく」と応じます。見ていて涙が出そうになるくらいの師弟の良い関係です。
しかし、人間国宝にまでなった米朝師も、枝雀師、吉朝師と実力ある弟子に先立たれており、自身の栄達とは別の悩み・辛さもあったのではないでしょうか?
ということで、本編に関するコメントは割愛させて頂きます。(レビューになってない?)