インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

雅楽 ―僕の好奇心 (集英社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 集英社
Amazon.co.jpで確認
【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:東儀秀樹/著 出版社名:集英社 シリーズ名:集英社新書 0065 発行年月:2000年11月 関連キーワード:ガガク ボク ノ コウキシン シユウエイシヤ シンシヨ 65 ががく ぼく の こうきしん しゆうえいしや しんしよ 65、 シユウエイシヤ 3041 しゆうえいしや 3041、 シユウエイシヤ 3041 しゆうえいしや 3041 現代における雅楽の第一人者として活躍中の著者が、楽器や装束、舞などの歴史や基礎知識を解説。鑑賞の手引き書であり、伝統的な雅楽の宇宙観と東儀秀樹の音楽観がわかる初めての著作!! 第1章 雅楽のバイブレーション第2章 僕が雅楽に出会った頃-宮内庁の異端児第3章 雅楽、その千四百年の歴史-平安の華麗さのシンボル第4章 完成をみた雅楽-日本固有の音楽ジャンル第5章 楽器の織りなす宇宙観-「天・地・空」の調べ第6章 平安、音の不思議な宇宙-森羅万象と呼応する音第7章 雅楽のルーツを訪ねて-シ
読みやすい雅楽の入門書です ★★★★★
雅楽の分かりやすい入門書を探していて、この本にたどり着きました。「宮内庁式部職楽部」という、ほとんどの日本人はまず知り得ない世界を含む「雅楽の世界」の、我々が知りたいこと、雅楽を聴く際に知っておくべきこと、などについて、簡潔に分かりやすい文章で説明されていて、良い入門書になっていると思います。8年ほど前に出版された本ですが、今、読んでも面白いです。ただ余談なのですが、この本を含め、雅楽について書かれた本一般に対する感想なのですが、現代のシルクロードにこだわり過ぎでは...。民族入れ替わっている地域も多いでしょうし、場所ではなく、古の民族を追って東南アジアや南アジアに雅楽のルーツを探し求めては?
分かる所だけでも良し! ★★★★★
雅楽の事、東儀さんの事、興味を持たれた方、深く入り込んでみたい方、お試しください。
少しずつ読み進めて、たまに目を通して、を繰り返していると、何となく雅楽の事が分かってきます。 もちろん東儀さんの事も!
途中あまりにも深すぎて理解しにくい箇所があっても、それなりに理解して読み過ごせば良し!
無理に理解しようとしなくても東儀さんの音色に直に触れて、繰り返し目を通していれば疑問が解けるような気がします。 <トキズム>
なかなかです ★★★☆☆
雅楽のとっつきにかいました。
東儀さんのなまえを知っていたのが選んだ理由ですが、内容も最初に読むのには悪くないかも、
内容的には少し散漫な気がします
案外おもしろい ★★★★★
案外(失礼)しっかりした叙述で、
雅楽理解に大いに役立つ。

わたしたちが五行思想や陰陽道に基づいた
生活習慣を失ってしまった現在、雅楽は
「不思議な音響」としてしか理解できない。

しかし、実は雅楽という「音」は、
単なる抽象的な音響表現ではなく、当時の
思想や哲学にうらづけられていることを
簡単に教えてくれる。

本当なのかなぁ~、という疑問もちょっとあるけれど・・・
(そのあたり、うまく誤魔化している)
まぁいいか。

雅楽が培った?自由な人間"東儀秀樹" ★★★★☆
私がこの本を読もうと思ったきっかけは、「僕の好きな思想家のシュタイナー」という一節が本書にあることを知ったからである。私には、シュタイナーを論じる資格など持ち合わせてはいないが、それでも、著者が音楽を宇宙的なつながりの中で捉える事ができる音楽家であることがわかり、シュタイナーとの繋がりを感ぜずにいられない。だから、本書にも記されているように、彼の持っている宇宙的な音楽性は、容易にカエルやイルカなどの動物とのセッションを可能にしてしまう。だからといって、彼は文明を否定して山にこもるようなタイプの人間ではない。エレキギターでハードロックもやるし、事故で死にそうになってもバイクに乗るのはやめられない。彼の中では、とてつもなく古いものと新しいものが矛盾なく同居しているようである。そんな幅の広さがとっても魅力的である。彼は、好奇心のままに常に新しいことに挑戦し、とても自由な人間という印象を受ける。そのような自由さは、どうやら「雅楽」という伝統芸能が培ったようである。以前、NHKで教育に関する河合隼雄との対談で、"型にはまることによって逆に個性が発揮される"ということを言っていた。ただ単に、欲望のおもむくままに生きていても、それは自由奔放であるかもしれないが、真の自由とは言えず、かえって欲望に振り回されるだけの奴隷のような状態である。しかし、先人が考えた優れた"型"に身を委ねた時に、欲望という低次の自分から解放され、本来、自分が持っているものを自由に表現することができる。そのような"型"が彼にとっては「雅楽」なのであろう。いつの頃からか、日本人は、"型"というものを堅苦しいといって軽視してきたが、どれだけ、その古臭い型にかわる新しい優れた型を創造しただろうか。そう考えるとき、もう一度、私達は、伝統芸能が大事に保存してきたものを見直す必要があるのではないか。そのように考えた時、雅楽と現代人の架け橋となる東儀秀樹の仕事、雅楽の本質を現代に蘇らせる彼の仕事は、とても意味のあることのように思えてならない。