この世界はどうすれば君に償えるんだろう?  
  外伝2作も収録した「花帰葬」がPSPで登場!
 同人誌即売会で異例の大ヒットとなった「HaccaWorks*」制作のPC用女性向けビジュアルアドベンチャーゲームに、
 PS2版の追加シナリオ、さらには外伝2作をフルボイス収録した豪華版です。   
<PSP版の特徴>  ■ 「花帰葬」外伝ストーリー収録! PS2版で大幅追加された新規ストーリー&ビジュアルはもちろんのこと、PSP版では「花帰葬」のファンの声に応えて発売された
 PC版追加ディスク「花帰葬 PLUS+DISC」に収録された2つの外伝ストーリー「a sight of petals red」と「花唄」も収録。
 もちろん、PS2版と同じ豪華キャストでフルボイス化されます! 
  ■ メモリーディスク機能搭載で快適プレイ! 頻繁なディスクアクセスを行い速度低下の原因となるBGMのストリーミングも、データをユーザーの任意で
 メモリースティクの空きエリアに転送し、メモリーディスクとして使用する事でゲームをスムーズに進行することが出来ます。  
■ 好きなイベントビジュアルをPSPの壁紙に! ゲーム中に見たすべてのグラフィックをPSPの本体の壁紙に設定することが出来ます。
 (キャプチャーしたイベントビジュアルはスクロールする事はできません。)   
<プロローグ>  
  その世界では「雪」は終局を呼ぶものだと伝えられていた。 
 何もかもを終わらせてしまう、忌むべき物なのだと。
 事実、今、雪は世界を浸食し、徐々にとはいえ確実に人々の生活を脅かし始めていた。 
 しかし、七つに分けられた国々では日々戦が絶えず、
 降り止まぬ雪さえもそれを阻む事は出来ずにいた。 
  ある国に身を置く白羽の預言師はこの雪を「嘆き」だと云った。
 人が人の命を奪うことに主が嘆いているのだと。 
 それを信じる者は少なくなかった。
 雪は人々の心まで侵し始めていた。 
 人々は預言師に嘆きを止める方法を請うた。
 預言師は「ひとつだけ」と応えた。 
 たったひとつを消せば世界はまた続いてゆくのだと…。   
<キャラクター紹介>  ■ 玄冬(くろと)  CV : 三木眞一郎 
 主人公。ある事故がもとで記憶を失ってしまった。
 実直で、少々融通が利かない所があるが、基本的には人畜無害。
 理由も判らないまま常に罪悪感を感じており、 自分をどう捉えて良いのか悩んでいる。   
■ 花白(はなしろ)  CV : 斎賀みつき 
 玄冬と行動を共にしている少年。玄冬が記憶を失った経緯を唯一知る。
 利発だが少々短気で、感情のセーブが効かないところがある。
 見た目にそぐわぬ剣の使い手だが、 玄冬には甘く、依存度も高い。  
■ 白梟(しろふくろう)  CV : 篠原恵美 
 彩国に身を置く預言師。
 一見優しく儚げだが 常に冷静で、少々理想論を掲げすぎているきらいがある。
 対立意見者には容赦がない。黒鷹とは旧知の仲。  
■ 黒鷹(くろたか)  CV : 井上和彦 
 突然玄冬の前に現れる謎の人物。
 常に楽しそうで、愉快犯的な態度を取る。   
■ 銀朱(ぎんしゅ)  CV : 伊藤健太郎 
 彩国の第三兵団の若き隊長。
 少々短気だが真面目で責任感が強く、兵達の信頼は厚い。
 訳あって玄冬達を追っている。  
<外伝キャラクター紹介>  ■ 時雨(しぐれ)  CV : 関俊彦 
 玄冬の父親の若き日の姿。彩国の武器商人の長男。
 家業を好まず、それゆえ父親との折り合いが悪くなり、貴族の家に婿養子に入ることに。
 穏やかな性格の青年で、植物好きが高じてその研究をしている。
 形だけの夫婦を望む彩紅とは、すれ違いの日々を過ごす。  
■ 彩紅(あやべに)  CV : 増田ゆき 
 玄冬の母親の若き日の姿。彩国の貴族の孫娘。
 一家の財政難により、武器商人の長男と政略結婚させられてしまう。
 時雨に冷ややかな態度をとり続けていたが、彼の優しさに触れ、少しずつ心惹かれていく。
 芯が強く、時に勇ましい行動を取ることも。やがて生まれた子が、次の「玄冬」になると聞かされて・・・。  
■ 灰名(かいな)  CV : 石田彰 
 銀朱の父親の若き日の姿。彩国第三兵団の初代団長。
 初代救世主の直系の子孫で、白梟の下、いずれ生まれる「玄冬」に対処すべく日々奔走する。
 国王の信頼も厚く城下での人気も高い。身分問わずに、気さくに接する温厚な人物。  
■ 十季(とき)  CV : 鈴村健一 
 時雨の弟。兄とは正反対の生粋の商人。
 社交的な性格で、口達者で調子がいいが、
 兄思いな一面もあり、貴族の家に婿入りする兄を心配している。