遺伝+環境という因子で決まってしまう性格。
遺伝領域は医学・生物学領域の今後の発展を待つとして、今私達に出来る性格改善方法は環境因子しかないということになる。

その環境因子をどうやって変えていくか･･･そのことに明快に答えてくれているのがこの本。

優しく書いてあるが、字を変える事によって性格も変わるであろう事は
想像に難くない。

笑顔を作ると楽しい気持ちが惹起される事は科学的事実。
ならば性格を反映して書く字を、逆に変えてやれば性格に影響を及ぼすのではないか、という事だ。

字が性格を表すか、については他人に読まれる葉書等で読みにくい字を書いている人であればよくいえば個性的、悪く言えば自己中心的であるといえるだろう。字は人なり、は科学的にも十分あり得ることだと思う。

この本を読み、字を書く時にちょっと気をつけるだけで人生がバラ色になるのならば、これほど安い投資はないだろう。

筆跡を鑑定するだけじゃなくて、運が良くなる書き方を教えてくれます。わたしは鑑定した結果、自分の嫌いなとこ、頑固なとことか、行動力がないとことかたくさん当たってしまってショックうけました。。。やっぱりそうなんやって。悔しいから筆跡かえました。なりたい自分を考えながらどんな字を書こうか考えるのは結構楽しいですよ！！

　筆者のマダム忍田先生は、とてもやさしく明るい性格の女性です。私がはじめて忍田先生に出会ったとき、私の書き文字をご覧になった先生いわく｢責任感および上昇志向が強い。お金はぽろぽろこぼれているわね……｣。責任感と上昇志向が強いということは、仕事をもつ私にとって、仕事を一人でたくさん抱え込んで、よりいい結果を出そうと、がんばりすぎる傾向にあるということ。現実問題として、何でも私に仕事が回されてきていたので、私はパンク寸前でした。｢なんとか、来る仕事をうまくほかの人に流すコツはないでしょうか｣と、筆跡改善のアドバイスをいただいたのでした。

　職業方柄、人間関係を広げて、そこから情報を得ることが功を奏することが多いので、仕事のために自腹をきって人づきあいをしているのも現実。お金が出て行く一方なのは、大当たり。その点も、アドバイスをいただき、閉めるところは閉める書き方をアドバイスしていただきました。

　しかし、完全に閉めてしまっては、ドケチになって人間関係を広げていくことはむずかしくなります。それで、私の仕事に応じた筆跡改善は、たくさんお金が入ってきて、その一部を上手に使うことで、貯金も残しながら、人間関係も広げていけるようにということでした。今、私はその書き方を実践中です。自分の人生を自分の意志で改善していけるのは、かなりの魅力です。くわしい内容は、本に書いてあります。ぜひ一読を。郵送で筆跡改善のアドバイスももらえます。東京都近郊にお住まいの方は、先生の講座を受講することもできます。本の巻末に申し込み方法などが書いてあって、とても実用的な本です。

年賀状シーズンに購入しました。プリンター全盛時代といっても、まだまだ手書きの年賀状は届きます。この本をみながら、「そういえば○△さんはこんな性格だったな～。当たってる！」なんて本を見ながら診断してしまいました。こつをつかんで本を見ながら診断すればそこそこワタシにも診断できます。結構おもしろい本です。 書き方によって運を変えることもできるそうですから、お金の貯まらない筆跡のワタシだそうですから、ちょこっと意識してサインしてみようと思いました。