この大不況では
★☆☆☆☆
リーマンショック前なら参考になったかもしれません。
今見てもまっっったく役に立ちません。買って損しました。
華やかな「転職キャリア」をもとに転職願望女性にアドバイス
★★★★☆
対象読者は、社会人になったものの、今いる会社の居心地が悪い、私にはもっとやりたいことがある、など、心の中で転職願望を持っている20代から40代のはたらく女性です。
山下さんの「転職キャリア」は華やかです。
女子短大を卒業後に、まず一部上場企業に就職しました。「バブルOL時代」を過ごしたあと、実力をつけるためコピーライター養成講座に入学します。卒業後、当然のように広告会社に転職し、大手企業の広告制作を担当してハクをつけました。
更なるステップアップを目指して派遣社員をしながら32歳で大学に再入学。卒業後に入社した大手外資系通販会社では、日本で最大級の売上を誇るWEBサイトを立ち上げるという業績をあげました。この経験を買われて37歳で6回目の転職を果たしたときには、年収が当初の2.5倍となる偉業を成し遂げていたそうです。年収100倍! などとハデな売り文句ではなく、2.5倍というのがやけにリアルです(笑)。
これだけの実績を上げたあと山下さんは独立し、過去の経験を生かして種々の活動を展開しています。なかでも、転職6回、応募社数1000社、受験社数250社の経験を活かした「転職裏ワザプロフェッショナル」としてのウンチクを傾けたのが本書です。
山下さんによれば、「女性は転職が難しい」とか「転職は女性が不利」といわれているのは、すべてウソです。年齢が上がるほど不利になるというのも間違いで、「35歳転職市場は意外と有利」だそうです。
そのうえで、自分らしい履歴書・職務経歴書の作り方、面接のノウハウを教え、年齢なりの落ち着きは必要などのアドバイスをしてくれます。転職の現場に立つ女性から見れば、ノウハウを教えてくれ、励ましてくれてる先輩の存在は、きっと心強く思うことでしょう。いかにも「女性向け」という少女マンガ風のイラストが、読者の不安感もぬぐい去ってくれそうです。
わかりやすくて具体的です。
★★★★★
以前山下さすがさんの転職セミナーに参加したことがあり、
その時と同じくこの本の内容はとても具体的でわかりやすい本だと思います。
人材会社では教えてもらえないような採用側の本音や
人材募集広告紙面からは読み取れない企業の読み方などが
惜しみなく掲載されており、転職にまつわる噂や広告文句(採用年齢:30才迄等)に
ブレることなく転職活動ができました。
転職の為に新しく資格取得等を考えなくても、自分の持っているキャリアや特技、好きなことで十分転職ができるんだということで自信がつき、今は希望の転職ができました。
転職に役立つ必要な知識は網羅されていますが、かと言って難しいというわけではなく、
面白くてつい読み進めて行ってしまいます。
転職後も、社内コミュニケーションに役立つ知識がたくさん載っていると思います。